味噌づくり

昨夜5キロの大豆を煮た。2.5キロずつに分けて、圧力鍋と普通の大鍋で。圧力鍋は短時間だが、何度にも分けて煮るし、鍋は時間がかかる。一長一短だけど、鍋でコトコトと煮る方が私は好きかなあ。部屋中に大豆の煮えたいい香りがして、ホンワカとする。
今日は6人集まり、合計40キロの味噌を作った。うち二人は、手伝い人。一人は今朝、電話して「今日暇だったら味噌作るんだけど、運動しに来ない?ご褒美は昼ごはん」「行くー」でもう一人は数日前にメールで運動のご褒美はランチ、とメールして募集したひとり。
我々の作り方は、煮えた大豆と塩と麹をまとめて、ミンチするので、結構力がいるのだ。
だから人手が有った方が助かる。今日作ったのは、mさんから頼まれた分もあったので、それを知って協力してくれた、sさんとrちゃんは、なんていい人。でも、rちゃんは用事で殆ど終わりかけに申し訳なさそうに来た。いいのいいの、来年するときは、またお願いねと、皆で楽しいランチタイム。
今日のメニューは、連れ合いの釣ったチカのマリネー、酢漬けのミョウガともづくの酢の物、牛蒡や大根などの煮物、かぼちゃの伊達巻、かぼちゃのゴマ酢サラダ、黒豆ご飯のおにぎり、食べごろの鰊漬け等など。みんな主婦なのに、歓声を上げて喜んでくれた。大して手間のかかっている料理でもないのに、おいしいおいしいと食べてくれた。私もそうだけど、人の作ってくれるものは、何でもおいしく感じるもの。
食事のあとのおしゃべりがまた楽しく、今日もまた、笑いっぱなし。
特にsさんの話は天然で、抱腹絶倒だった。夫に内緒で、銀行からおろした30万を、投資信託で一儲けしようと、お金を数えている時、夫が帰宅したので慌ててそばにあった新聞にお金を隠したそうな。
なんと、そのまま、その事を忘れ、年末も近いので新聞は廃品回収へ。
ある日、娘に投資信託の件はその後どうしたの?と聞かれて、はっと思い出した。でも、とき既に遅く、新聞紙はとっくに廃品回収に。30万円が消えてしまったと。夫には、ついにいえず、今もって内緒だって。
いやいや、上には上がいるものです。私の失敗談など色あせるほど。
nちゃんも負けずに、買った物をお店においてきたというと、そんなこと、私はしょっちゅうだよと何故か自慢げに言うではないか。自慢する事かいな?つい、2日前、スーパーに免許書もカードも入った財布を置いてきて無事戻った話をして、ネッ、凄いでしょう?だって。何がすごいんだか。全く面白いというか、抜けてるというか、よく無事で何十年も生き延びてきたね。
そんなこんな、くだらない話もしながら、ちょっと真面目な論議もしながら、いっぱい笑って、笑顔炸裂の楽しい味噌作りの一日だった。