味噌作り

本格的な味噌作りは来春ですが、我家の味噌も残り少なくなったのでちょっとだけ作ろうかなあと12月早々に始める事にしました。
相棒のラッキーママは家のリフォームでいそがしそうなので、うちのyっちと二人でやる事にします。なんせ私一人ならミンチ機の組み方が逆だったり、なんかかんかトンチンカンなので、しっかりとした後見人が必要なのであります。なあんて言っちゃって、本当は一人でミンチを回すのが体力的にキツイのが本音であります。
何度も一人で作った事はありますが、沢山人数がいたほうがなんたって楽しい。ケタケタ笑いながら作るので美味しい味噌になるのかも。
助産師のmさんに話したら早速、無農薬の安い大豆を30キロもドーンと持ってきてくれました。そして、若いお母さん方からメールが入り始めました。
いつも私は何かに後押しされているなあと思います。
若いお母さん達と繋がったのは、我家での自宅出産がきっかけ。ですからもう8年になります。8年前の今日、感動の始めての自宅出産の日でした。あの感動は一生涯忘れられません。あの時yっちにした様々な手当て法や、食事などを見ていたmさんが、「今の若いお母さんにあーちゃんのそのままを見せたい」といって我家に沢山の若いお母さんが集まるようになりました。
mさんはこういいました。「今の若いお母さん達は、食事も考え方ももうめちゃくちゃな人が多い。このままだとこのお母さん達に育てられた子供達がどうなっていくのだろうと、いつも危機感を持っている。日本の未来の為になんとかしなければ。だから、あーちゃん、あなたのそのままでいいからお母さん達に伝える役目を
して」とこう頼まれれば、ごくごく普通のおばさんではあるけれど、少しは自然療法を実践して来たものとして、人生の先輩として私でよかったらと言ったら、すぐさま我家に、25人以上のお母さん方とその子供達、合計50人くらいでしょうか、なんせ玄関に靴が収まらず、新聞をひいて靴を置くほどの大勢の人が集まりました。こんにゃく湿布やトーフパスタなどの手当て法などお伝えしましたが、その時のお母さん達から広がって、かなり多くのお母さん達が自分の子供にお手当てをしたり、身内がガンになったけどどんな手当てがありますかなど、沢山の方が自然の手当て法を実践されているようです。私の尊敬する東城百合子先生から、よく言われた言葉は「種まきしなさい」と言う事でした。
幸い母の肝硬変が癒された体験や、様々な難病の方々とのご縁、自然の力とはどういうことなのかとこの目で見させて貰った者として、その体験を伝えていく役目を担えることは、本当に幸せなことです。
縁あって私の娘になったyっちも、また私の先生でした。
彼女は身内が医者や薬剤師の関係から、小児喘息も薬で収めてきました。
それが初めての妊娠を機に再発、しかも、アトピーと全身の蕁麻疹も併発して、顔など変形するほどのすごいアトピーでした。喘息も死を意識するほどの重症でした。身内のお医者様の薬は妊婦にとっても授乳者にとってもリスクは大きく、切羽詰った彼女は初めてそこで私に助けを求めてきました。
それから3ヶ月、生まれたての赤ちゃんの世話と病人のyっちの手当て、しかもその時彼女は夜、鍼灸の学校に通っていたので、お互いに大変な3ヶ月でした。しかし、自然の力は見事に彼女を癒してくれました。あの変形するほどひどかった顔のアトピーは跡形もなくきれいになって、今でもあの時写真を撮っておけばよかったねといっています。今、彼女は紆余曲折を経ながらも、鍼灸師として人様のお役にたてるひとになりました。しかも、琵琶の葉や蒟蒻なども手当てに使って。
かって私に反発していた彼女は、今私以上に悩める人のお手伝いをする人に成長しました。これで私の役目も終わったかなと思う暇なく孫達の様々な病気や怪我、いろんな人たちとの縁と、多分、まだまだ私にはするべきことが残っているんだろうなあと思います。それらの人からいろんなことを学びながらこれからも伝える役目を全うしていきたいと思います。
8歳の誕生日を今日迎えたsの存在なくしては今日の私はなかったと、心からsの誕生してくれた事に感謝、感謝です。sちゃん、誕生日おめでとう!