ハンドベル

久しぶりのハンドベル
簡単な曲「きらきら星」をたった2回練習していざ本番へ。
今年最後の老人施設での音楽の会のボランティア。
いつもの事ながら、何も下準備なしの本番。
歌も練習した事もなく、いつも本番。
でも仲間の一人はきちんと練習してくるから、いざとなったら彼女にお任せ。
もしくはお年寄りたちにマイクを渡すと歌って下さる。
こうやってもう何年たったろう。
自分が楽しいから続けられる。
これって大事だと思う。
自分が楽しくないと続かないもの。
銀恋のデュエットも施設の若い男子職員さんを呼んでやったら、受けた受けた!
「はーい、ちょっと色っぽくね」なんていいながら、私も久しぶりに歌っちゃいました、銀恋。
もう久しくカラオケにも居酒屋にも行ってないから、こんな機会でもないと歌も歌わなくなったなあ。
だから、マイク握って歌える事を芯から楽しんでいるの。
たっぷり小一時間、最後に「お正月」もういくつ寝るとお正月〜お正月には凧あげて〜駒を回して遊びましょう〜早く来い来いお正月」っていうあの歌。
こどもたちで知ってる子いるかなあ。
もうそんな時代じゃないからね。
「昔の懐かしい歌ばかりで楽しかったー。涙が出るほど懐かしかったよ、ありがとね」
こんなふうに言って下さる方が大勢いて、我々はまた次の曲目選びに入ります。
そして、反省会はいつも笑いが溢れます。
仲間の一人は2,3か所のボランティアをしているけど、こんなに楽しい会はないって言ってくれます。
月2回のこの会を今は本当に楽しんでいます。
一人で歌うより、みんなで歌う方がもっと楽しいって知ってしまったから、出来るだけ長く関わっていきたいと思っています。
昨日は90歳を遙かに超えたおばあちゃまが真ん前で楽しんで下さっていました。
こんな方をみると、心がほんわかします。
一番後ろではベットに寝たままの方が、娘さんに付き添われて参加して下さって、その方は意思表示が出来ないのだけど、でもきっと楽しんで下さっているのね、って伝わってきます。
その方に会う度に亡き母を思います。
母も歌が大好きでした。
私が歌うのをいつも喜んでいました。
今年も皆勤賞の私、ヤッター。
こんな風に出来るだけ長く歌っていきたいなあと思っています。