七人の孫

昔むかし、森繁久弥主演のテレビに「七人の孫」ってあったよね。
家の7人の孫が今夜勢ぞろいした。
道東に住む中学生が、やってきて我が家は大賑わい。
っていうものじゃない。
きっと普通の人なら、10分持たないと思われるような、騒がしさ。
5歳、8歳、10歳がキャーキャー声で大騒ぎ。
中学生3人と高校生は、茶碗洗いながら音楽に合わせて大合唱。
音声多重につき、大人の話す声も聞こえない。
これでも、yッちは千葉、次男はタイと2人いない、でも、11人。
食事もテーブル一つに収まらない。
今日のメインはトマト味のスープ。
大人気で補充するほど。
女子ばかりとはいえ、食欲旺盛な彼女ら。
沢山作ったあれこれも、あっという間に消費。
9時、やっとお開きに。
やれやれ、親父殿は疲れてあきれて「いやあー、凄かったなあ・・・」と半ば放心状態。
やっと、静かなひと時を迎えて、ひっそりワインなどを。
この方、大きなお姉ちゃん方が、まだ小さい時、いつもさっといなくなる。
逃げるのだ。
逃げられない私、っていうか、逃げる気もない。
うるさくてもそんなに苦にならなかった。
この子達、大人になったら、どんな風になるんだろう。
今でも順番にじいちゃーん、って傍に来てハグしたり、握手したりされてるんだもの、ちょっとくらい騒がしくても、我慢我慢。
こういうの、きっと嬉しい悲鳴っていうんだろうなあ。