北方領土

高校1年生の孫娘が北方領土択捉に行く為に、今朝根室行きの汽車に乗る筈だった。
でも、昨夜の大雨と雷とで、札幌近辺は大荒れで大変な事になっている。
市内全校休校って、あまりないこと。
孫は、エトロフにビザなし訪問交流の高校生枠に選ばれた。
こんなチャンスめったにないからと、ロシア語も勉強して、ホームビジットという初めての体験も楽しみにしている。
この雨の中、早朝、一人で駅に向かいいつ出るかわからない汽車を待っている。
心細い思いをしているかも、と思いきや「駅に外国人いっぱいいる。道聞かれたりして、グローバルだわ」ってこの窮地を楽しんでいる。
さっきから、爺さまは「無理だな。行かれんな」と悲観的観測。
でも、私行ける気がするんだよね。
もう札幌雨上がったし、空も明るくなってきた。
さっきから、ほら、大丈夫、行ける行ける!きっと汽車は出るし、エトロフにも行ける!ってネガティブシンキングの人と対照的に思っている。
いつもそうだ、全く真逆の2人が、よく43年も一緒に暮らしてきたなあ。
真逆だからいいのかな?
孫から「お昼には出発出来そう」っていってきた。
ほら、やっぱり!
行っておいでー、名前の如く羽ばたいて、また、大きな何かを掴んでおいでー。
色々、感じておいでー。