人様の価値判断

長年人の価値判断で生きてきたような気がする。
いかにそれに左右されてきた人生だったことか。
小さなことだけど、例えば、ある人に会ったら「あら、随分と太ったね」
そのすぐ後に会った人「あらあ、久しぶり。痩せたんじゃない?」
で、どっち?
私は私。
痩せて見えようと、太って見えようと、私は私のまんま。
おまえはバカだ、アホだ、間抜けだ、ヒョットコだ、そんな一部もありますけど、でも私は私。
親戚がうじゃうじゃいて、勝手に私を評価するその言葉に、いかに左右されてきた人生だったろう。
子供のころから、親にも植えつけられた言いようのない劣等感の数々。
もう、いいんじゃないかい?
自分の価値判断で歩いても。
出っ歯だから、口紅濃く塗るなとか言われて気にしてた自分が、信じられない。
歯医者に「この歯抜けませんか?」「こんな立派な良い歯を何故?」って言うアホみたいな自分もいた。
私より出ッ歯の姉は、婚家先の人達に「いい歯だね。素敵だね」って言われていた。
これって、どうよ。
人の観方で、自分を評価するなんて、全くなんてことしてきたんだろう。
人の思い込みと自分の思い込みで、私が出来上がっていた日々。
もう、いいんでないかい?
思い込みも、評価も解放しようっと。