静かな朝

なんだかんだと何て慌ただしい日々だったろう。
積丹の墓参りも済み、ロキシー夫婦も帰り、スイスの一行も帰り、孫もタイから帰国し、色々な事が、一気に押し寄せた日々から、やっと静けさが戻った感。
でもまだ、夏休みは続いている。
あと一週間か。
一昨日千歳川で川遊びをしてきたばかりなのに、息子と6年生2人、今度は空知川カヌー下りだって。
6年生、手なれたもので、指図されなくても、黙々と荷物を車に積み込んでいる。
男でもない女でもない、でもやはり女の子の6年生は、父親の影響を一番受けている。
山に川に海にと2人は、いつも一緒。
父親が大好きで、尊敬している次女に、父親も様々なサバイバルを教え込んでいる。
仕事を頼んでも、テキパキと丁寧、力仕事も厭わない。
爺ちゃんのそばでじっと見ていて、真似してやってみる。
大工仕事も好きらしい。
運動神経抜群。
走らせたら、学年一、泳がせたらまるで魚のよう。
去年から始めた空手で、先生に「う?この子センスある!」って唸らせた。
昇級テストはいつも飛び級
なんか、のほほ―ンとしているけど、いつでも本質を突く。
オシャレな妹が嫌で嫌で、いつもケンカしているけど、いないと寂しがる。
2年生の時、通知表全部左側で、天才かと思ったけど、今は「勉強嫌いだ!」と渋々勉強している。
体が変化してきて、おっぱいも丸みを帯びてきたのに「じいちゃん、見てみて!」と屈託がない。
ま、今のうちだけど。
2人がいないだけで、隣はいと静か。
昨夜バーべキュウーでビールとワイン飲んだyっち、酔っぱらってさっさと寝ちゃった。
「亭主元気で留守がいい」みたいだ。
ああ、ちょっと羨ましいかも。
亭主元気で留守はせぬ、は時々疲れるも―ン。