ワオー、見たことない

素晴らしい通知箋をみた。
4は2個であとは、5。
へえー、随分勉強したんだね。
7個の5に敬意を示して、爺ちゃんが700円のお賽銭あげた。
一方、道東から来た中3は、2期制なので通知箋はない。
1,2年生の時の成績があまりにも悪く、発奮した彼女は、学年で11番になった。
嬉しくて嬉しくて、1時間も涙が止まらなかったって。
学校中大騒ぎになって「sどうしたんだ?」って皆が吃驚したんだって。
けっぱ方から突然浮上してきたんだもの、そりゃあ、吃驚だ。
で、この子は「私も爺ちゃんにお賽銭上げてもらえるように、今度は3番目指して頑張る!」って。
出来るんじゃない?あんたなら。
なんせ、努力は報われることを知ったし、やればやるだけ結果が現れるって知った事が、素晴らしい。
3か月違いの従妹同士は、頭くっつけて一緒に勉強していた。
出来てもできなくても、努力するって、素晴らしいなあ。
全く、努力しない中学生だった自分、なんであんなに勉強できなかったんだろう。
全く、勉強の仕方が分からなかったし、自分は頭が悪いって思いこんでいた。
大人になっても、頭が悪いって思ってきた。
やっとこの年になって、あれ、私ってそんなに頭悪いわけじゃないんかも?って思うようになってきた。
結婚してから、連れ合いが事あるごとに「おまえは頭が悪い」ってインプットしてくれたのも、大きな原因でもあるけど、やはり、自分の奥底に「私は頭が悪いんです」ってコンプレックス抱えてたなあ。
連れ合いのお父さんも自分の妻に「おまえは頭が悪い」っていつも言っていた。
聞いていて、不快だった。
でも、それは、綿々と受け継いできた男尊女卑の思想を守るべき人の使命なんです、ってスピリチャルな人に教えて貰って、納得した。
6人もいる兄弟のうち、一人だけがそれを受け継いだ。
たまたま、それが連れ合いだった。
あなたのせいではありません、使命を全うするためなのです。
それって・・・・・何?
私、使命の為に苦しんでたの?
いやいや、わかったら、楽になりましたです。
「あら、あなたは今使命を全うしているのね」で済むじゃないか。
もっと早く知りたかった。
でもまあ、いいか。死ぬ前にわかって、言われても自分の中に、取り込まなくなれたから。
そんな風に切り替えていったら、なんとなく生きやすくなってきた。
今の関係、なかなか良いのです。
「おまえは頭悪いなあ。そんなこともわからんのか」「ほんと、悪いよねー。困ったもんだ」で終わる。
悪いって、認めて自分の中に取り込まない。
肩すかしくらって、もうそれ以上踏み込まなくなってきた。
段々、言う回数も減ってきた。
もう充分過ぎるくらい言って、飽きたかな?
確かに頭は悪いけど、人間は良いのです、ほんとか?