料理教室

「お願い!」って頼まれて「いやいや、先生じゃないから」って断わったのに、すぐやる課の女子が、さっさと人数を集めてしまった。
今までは、yっちが協力してくれていたから、なんとかなったけど、yっち仕事で忙しいので、全く協力は望めない。で、結局、すべてじもこで。
自宅で準備してホウホウまで運ぶのがこれまた一仕事。
早朝から、あれこれやって10時、皆に運ぶのを頼む。
夜中2時、眠られず起きだしてやっぱりレシピなるものを書く。
あれこれして、4時もう一度寝る。
6時起きだして、なんだか寝たんだか、寝てないのかわからん状態。
やはり、人に教えるのはエネルギーがいる。
一人で気ままに作っているほうが、ずっと楽だわい。
でも、あれ?こんなことも知らない?えーー、そんなことをメモする?
「いちいち書かなくていいから」って言ってはみるが、分かんないんだって。
あたしゃ、そこにびっくり。
でも、あんなに喜んでもらちゃって、おまけに今度いつにする?なんて私を差し置いて相談しているって、どういうこと?

でも、私体疲れてるのに、何か心が活性化されてる感じ。
ガンの相談がてらランチの予約が2名のはずが4名の来客。
ついこの前知り合ったばかりの中年のおじさまにミニライブ頼んでいたので、その人も入れて12名。
ご飯が足りなそうなので、うどんサラダを急きょ作った。
あわただしく皆さんお帰りになり、サンシンやラブフルートの演奏をしてくれたてっちゃんと二人で、ゆったりとコーヒータイム。知り合ったばかりなのに、いいよーって演奏してくれ、おまけに私にサンシン貸してくれた。
いいなあ、サンシン。三味線のように構えないで、ゆったり適当に音をだせばいいらしい。
これ、はまりそう。私に合ってるかも。
小さい時のバイオリンの癖で、つい指を震わしてしまう。
必要ないみたい。
三味線の師匠にも時々注意された。
「バイオリンじゃないんだから・・・」って。
恐ろしい、癖って。
夕方忘れ物とりに来た女子「あーちゃん、準備大変なら今度は早く来て手伝うから。それに、あんなにたくさん作らなくても、もっとメニュー少なくていいから。だから、月一でやって」
静かに暮らしたいって思う反面、知らない人が多くなる一方の日本のご飯を繋げていくことも必要かとも思ったりして。
ああ、やっぱり静かには暮らせないのね、わたし。