からだ会議終了

「からだ会議北海道」というイベントが12日行われ、講師を頼まれ無事終了。
6月頃に頼まれ、まだまだ時間があると思っていたのに、もう終わってしまった。
私のような、普通のおばさんが、いいのか?と主催者に言ったら「アーちゃんだから、いいの」という訳のわからん事言われた。根が素直だから、あら、そう、で引き受けたものの、内心不安だった。でも、9月に東城百合子先生の講演を聞いて、肝が据わった。
今、伝えないで、いつなの?今でしょう、と。先生が87歳で北海道まで命がけで、日本の為にお伝え下さる、そのことに、安穏とはしていられない。こんな又とないご縁を戴いたのだから、しっかりお伝えしよう、そう思ったら、ドキドキするとかではなく、与えられたこのチャンスに感謝しかなかった。
30分という短い時間で、あれもこれもは無理というもの。もう少し時間があればなあ、と思うほど、あっという間に終わってしまった。お医者様や、プロの方達に交じっての5名の講師の中で、其々の分野は違うけど、目指すものは一緒だった。
中で、和道ヨガの矢萩さんと言う方の講演には、いたく感動した。
着物に足袋、モンペを履いてのヨガで、着物についてのお話は、本当に面白かった。
手を広げて、そこに布をぶら下げただけなのに、付加をかけてもびくともしなかったり、ただの紐を持たせて、後ろから抱き抱えたら、軽々と持ちあがったのに、その紐を結んだ途端、重くて持ちあがらなかった。洗濯物をきちんと畳むことは、心を整頓すること、家の中をきちんと整理整頓することは、心も整理整頓がつくということ、等など興味のあるお話満載だった。
帰りに、講師仲間の高輪クリニックの先生に「湊先生のお話に、感銘を受けました。素晴らしかったです」等と言われ、恥ずかしくて穴があったら入りたいくらいだった。
先生と言われるほどのバカじゃなし、といいたいけど、彼は本物の先生。偽物先生は、本物先生の前で、恐縮しきり。
「天の喜ぶことをしなさい。活躍の場は、蓬ほうという狭い空間ではないよ。もっと、大勢の人の為に、自分の持っている物を使いなさい。ほら、もう始まっているでしょう」などと9月に会った人から言われた。何を?と聞いたら、あなた、もう御自分でわかっているでしょう、等と言われた。
何となく、このことかいな?と思ってはいる。
これから、どんな風にご縁が回ってくるのか、わからないけど、残り少ない人生の集大成の時期に差し掛かったなあと感じている。