お久しぶり

一昨日、そういえばレイちゃんにしばらく会ってないけど、元気でやっているかしら?と思っていた。
昨日、そのレイちゃんが顔を出した。「来たくて、来たくてやっと来れました」と。半年以上の御無沙汰だったので、お互いに積もる話がありすぎて、数時間があっという間に過ぎる。
去年の春、一緒に長沼にふきのとうとりに行った時は、楽しくて楽しくて又、来年、と言ったけど、今年は、行きそびれてしまった。
ここ数年、毎年、春には簾舞や小樽、長沼と春を探しに行っているけど、レイちゃんも働き始めたし、なかなかスケジュールが合わない。
レイちゃん、月曜日なら何とか都合つくから、是非夏になる前に、また大笑いおバカなドライブしましょうね。

今日も最高に楽しい歌のボランティアを終え、仲間3人での帰り道「仲間っていいねえ。友達とも違う、同じ時間を共有する仲間って格別だねえ」そして仲間の旦那が白内障の手術をした話になる。「目がすっかり見えるようになったら、自分の顔見てびっくりしたんだって。しわやらシミやら見えてさ」「へーえ、あんたの顔みて何も言わないの?」「うん、うちの旦那いい人だから、言わないよ」「それって、見えてても敢えて言わないのか、あんたの顔見てないのか?」なんてくだらない会話しながら、笑い転げた。
そして、アホな仲間は、蓬ほうから帰る時、玄関で鍵を出し、外に向けた。「あ、私、歩いて来たんだった。車じゃなかった。大丈夫、今日は、車盗まれたー!迎えに来て!なんて夫に電話しないから」だって。
彼女は以前歩いて買い物に行き、それをすっかり忘れて「私の車がない。盗まれた!大変だ!」と勝手に思い込み、夫に電話した。「お父さん、大変だ。車がない。盗まれた。すぐ迎えに来て」「車って誰の?」「何呑気なこと言ってるの。私の車に決まってるでしょ」「あんたの車なら、家の前に止まってるよ」その話は、何度聞いてもおかしくておかしくて、笑い転げる。でも彼女こう言った。「それって、よくあるでしょう?」いえ、ありません。あなただけです!
でも、スケールは違うけど、私も実は、自転車忘れておいてきたこと数度、そのたび、私の自転車盗まれた!と騒ぎ、よーく考えたらあ、地下鉄に置いてきた、とか、パーマやさんの前に置いて来たんだった、とか、ま、車とは違うけど、ちょくちょくあったわ。
他の人にその話をしたら「類は類を呼ぶ」と。
認めたくはないけど、そんなアホ仲間が大好きです。


話はがらっと変わって、今回のハワイへは、安い韓国経由だった。
韓国人の中に、日本人は、我々4人と数人。
仁川空港で乗り換えで、飛行機を降りるとき、飛行機の中がゴミだらけだった。
スリッパ、チリ紙、ビニール袋、果ては使っていたブランケットが床にと異常な汚さだった。
どうして?今まで、結構外国便に乗っているけど、こんな汚い飛行機は初めてだった。
ハワイの空港でトイレに行こうとしたら、日系のガイドさんが「一階のトイレは、韓国人が使うので、汚くて入れません。2階のを使って下さい」聞くと、あまりにも使い方が汚くて、おまけに、洗面台で体を洗う人までいたりして、今、かなりのヒンシュクを買っているらしい。行くとこ行くとこで、そんな話を聞いたので、一体どうなってしまったのか、このままでは、悪い評判が広がるのでは?韓国も中国も、お金持ちが増えて、海外に沢山旅行しているから、少し気をつけた方がいいのではと感じた。
でも、日本人も、以前はかなり恥ずかしい事してたから、こんなにあちこちでヒンシュク買っているのが分かってくれば、変るのかもしれない。
タイでも、評判が悪いときいたし、札幌のホテルでも汚し方がひどいと聞いたから、一部の韓国、中国の方かもしれないけど、お互いに注意しましょうね。
ずっと前、ベトナムで日本人のおっさんに「20歳位の女性にプレゼント捜しているのだけど」と相談された。これなんかどうかしら?と教えてあげたのに、なかなか決められなくて、あきれてそばを離れた。
そのおっさんと夜、ばったり会った。
若いベトナム女性と仲良く腕を組み、いちゃついて歩いていた。
一緒にいたハンちゃんが「あの人、女買った。汚い」と言った。
ホーチミンの繁華街のある一角に、若いきれいなお姉ちゃんの集団が店の前に勢ぞろいしていた。
ミニスカートの集団、セーラー服の集団、浴衣の集団と色々なコスチュームに身を包み、派手なメークで媚を売っている。ふと覗いた店内で、お立ち台の上で、おっぱい丸出しのお姉ちゃんが、腰をくねらせて踊っていた。
バカ息子が能天気に「いやいや、美人ばかりだねえ。父さん連れてきたら喜ぶよー」
貧乏ゆえに、身を売らなければ生きてゆけないだろう若い娘達を前に、母さんは、深いため息をついたのに。
そして、今回のハワイの街角で、ミニスカートにハイヒール、真っ赤な口紅の金髪女性が、うちのじいさんに色目を使ったのを、目ざとい私は見てしまった。
「お父さん、金髪女性が媚売ってるよ」と教えてあげた。
なんでも、彼女らは、目印にハイヒールのかがと部分が透明なんだとか。
需要と供給で、成り立っているんだろうなあ。
アジアでは、そんな彼女達が家計を支えている。貧しさゆえの悲しい現実か。
ハワイでも、路上生活者が沢山いた。多くは、乳母車に荷物を積み込んで歩いていたのが目立った。
いい身なりの人もたくさんいて、そうとは一見わからないけど、ワイキキの浜辺近くには結構な人数見かけた。
ハワイは暖かいし、浜辺にはシャワーもあるし、きっと食べ物は教会で提出してるんだろうし、そういう人にとっては、暮らしやすいのかもしれない。
バスを待っている間、あまりに長い時間待っていた私達を心配して「どうしたんだい?バス来ないのかい?どこに帰るの?大丈夫かい?」って声をかけてくれた中年のちょっとカッコイイ人も、路上生活の人だった。やっと来たバスに「ほら来たぞ。よかったね。ハブア、ナイスナイト」優しい人だった。