ハワイから帰国してから5日目なのに、まだボーっとしている。
次から次へ、色々起こり、やっと昨日ゆっくりお風呂に浸かったら、急に眠気が襲ってきた。
眠くて眠くて目も開いていられなくなって、食事の後片付けもしないで、そのまま寝てしまった。
睡眠は充分とれているのに、まだ、なんとなくボーとしている。
それもそうかも、だって、3時半家に着き、荷物の片づけ、洗濯、買い物、小2の頭痛のひと騒ぎ、みんなで遅い食事、後片付けは私、次の日、間違って予約を受けたというので、ランチの支度、3人のお客様の他、フリーのお客様もいらして、ヨレヨレながらこなし、後片付け。また、皆で食事、直前、中3がカカン気症候群に、慌てて手当、そして、みんなで食事。
こう書いて、なんて騒がしい家なんだろう、って思う。
静かに疲れをいやす時間がないではないか。
5日目の今日、初めて写真を見た。そこへ、お兄さんがビデオを持ってきてくれ、ちょっとだけ観た。
一週間前が、懐かしい。
姪は美しく、大人の女に成長し、婿さんはメキシコ人のハーフで、優しく素敵でかわいい。
なんでも、彼の弟は、4人組の有名な歌手なんだと。いけ面で、パーティでベッサメムーチョを原語でうたってくれた。ハワイのホテルの窓から夕日が沈み、そのシルエットに花嫁花婿は幸せに頬笑み、12人の小さなパーティだったけど、4時間が足りないくらい楽しかった。
連れ合いは、スピーチも忘れ、思いっきり酔っ払い「スピーチあるんだよ。そんなに飲んで大丈夫?」「いや、もう、やらんべ」なんて呑気に構えていたら案の定、スピーチをと言われ、呂律が回らない中、これがまた、功を奏してなかなか、味のある本ワカとするスピーチをした。
あら、酔っぱらってた方が、良かったんだね、と大笑いに。
婿さんの父上はk大の教授、しかも哲学が専門とかきいていたけど、なかなかいい人。何より、嬉しそうに笑った顔が素敵だった。
同じ人間同士、有名大学の先生も、高校の先生も、ただのおっさんも、ただのおばさんも関係ない。みんなで、同じ喜びを共有し、同じ時間を過ごしている。ただそれだけ。
その父上が、メキシコ人の奥さんを亭主関白気味に扱っていたので、ちょっとびっくり。
あれ?うちと似ている、と。
あとで聞いたら、メキシコって亭主関白の国、男尊女卑の国なんだって。
なんでも、バスに男女