スピーチ

来週ハワイで挙式する姪から案内状がきた。
アロハシャツで気楽な挙式かと思いきや、フォーマルウエアで、しかも、おじさんにスピーチをと書いてある。
いやいや、ハワイに着いたらアロハシャツ買おうと思っていたけど、と、夏物の背広のズボンを履いたら、なんと、ウエストがしまらない。5センチ位。
慌てて、近くのお直し屋さんに走った。
何とか出発前日までにしあげてくれそうで一安心。
しかし、問題はスピーチ、私に関係ないと安穏としてはいられないみたいだ。
「俺はあいつのことはなにもわからんぞ。お前の方が詳しいんだから、お前がスピーチしたほうがいい」なんて言い始めた。そばで聞いていたyっち「あら、アーちゃんにしゃべらせたら、止まらなくなるから、ダメじゃない?」と。
いやいや、そんなことはないけどね。私がしゃべるわけにもいかない、おじさんの姪なんだから。そんなこんなで、突然ふられたスピーチに連れ合いは困り果てて「おまえが原稿書け。あとは俺が脚色するから」だって。
以前、仲人した時も、私が原稿書いて、彼が読んだ。感動する内容で、ほとんどの人が泣いた。
でも、褒められたのは・・・・。ま、いいけど。
今回は少人数の結婚式なので、ま、あまり気張らなくてもとは思うけど、なんせ、相手の親御さんは、何某有名大学の教授だとか。
それも、あまり関係ないけど、姪の為にも、素敵なスピーチを、明日考えようっと。
焦る連れ合いを、優しくいなしている。