スイス

スイス在住の姪と義妹のスマホで、長々会話する。
何だか気だるい風邪っぽい声なので、風邪?と聞くと「まだ、ベットの中で、寝起きだから」と。
ああそうか、こちらは楽しい日曜日も終わりに近づき、スイスは楽しい日曜日がこれから始まるのだ。
「毎日何食べてるの?」「週の4日は日本食で、お弁当も自分で作っているよ。昨夜はシャブシャブで、みんなお豆腐が大好きなの。シャブシャブに入れるラーメンないから、代わりにうどん入れたら、美味しいって喜ばれたよ」
姪は長いアメリカ生活のあと、スイスで働いている。
アメリカよりスイスの方が性に合っているらしい。
多分、もう永住するのだろうなあ。
最高に素晴らしい所だから、遊びに来てというけど、簡単には行けないなあ。
彼女の大学卒業の時、彼女の両親と我々夫婦4人で、卒業式に出席した。広いラグビー会場での卒業式が、昨日の様に思い出される。
彼女がまだ中学1年生の時、私の英語に「すごーい!」と言っていた彼女が、今は英語ペラペラの国際人。
勉強するって、素晴らしいなあ。沢山苦労もしたし、努力も重ねただろうけど、色んな意味で良い縁に恵まれてきた。
東大の大学院に一発合格したくらいだから、きっと頭もいいのだろうけど、ちっとも、そんなことをひけらかせず、明るく素直で、少々おっちょこちょいで、誰からも好かれる性格の彼女。きっと、仕事もきっちりこなし、良い縁に恵まれて
スイスで花開くのだろう。4月、ハワイで再会を約束して電話をきった。
しかし、一昔前まで、電話代を気にしながらの国際電話だった。
かって、インドにいた息子からかかってきた電話も、ものの2,3分で電話代かかるからもう切ると、ろくに話も出来ずに切らなければならなかった。時にはネパールから「あ、母さん、元気だから」で切られたことも。
連れ合いは「そうか、生きてたか」あの時、今のような電話形態があればねえ。
時代はドンドン進化しているのね。
一昨年、台湾に行った時も、愛するモンハンとの会話も、英語、日本語、中国語、そしてスマホで成り立った。
あの時、モンハンの奥さんが赤ちゃんを産んだばかりで、出産の話になった。
最近、小雪さんが韓国で赤ちゃんを産んだらしいけど、台湾も同じく、産んだ後のケアが凄い。
ホテルのような素敵な広い部屋に、赤ちゃんと旦那さんとみんなで生活出来る施設があって、3食付き、ケアつきで何から何までやってくれるのだそう。お金さえ出せば、1か月でも滞在できるらしい。
親も仕事で、お産扱いできないから、利用する人は結構いるらしい。
私のように、孫7人の面倒をみる、なんてもう古いのかもしれない。
というより、もう孫の世話など出来ない。体が持たないから。
足も腰もガタガタで、更に、手も折った。もう骨を折るのは、無理というものだ。