シンクロ

昨日、助産師mさんの事を書いていたら、ピンポーンとベルが鳴り、mさんが玄関に。
あらあら、噂をすればじゃないけど、mさんの事ブログに書いていたんだよね。
共通の知人ヤシーさんの事やら脳梗塞の話しやら膝の水を何故抜いたら悪いのかとか、話題は次から次へと尽きない。
「ねえ、アーちゃん、顔変ったね」突然mさんが私をまじまじと見て言った。
「なんかさ、つきものが落ちたみたいだね。いい顔してるわ」
いやいや、私に何かついていたんすかね?でもまあ、何かわかんないけど、褒められてるらしいので、ま、そうかいでいいか。
手の怪我以来、毎日ボーっとして暮らしているから、かな?

たった今、アメリカに住んでいる親友メーちゃんから電話がかかってきた。
小学校1年生からの親友なので、何を話しても、ツー、カーと瞬時に心が通う。どうしているかしらと思っていたから、声を聞けて最高に嬉しい。
翻訳を頼まれていた本が3月に出版されるらしい。
アメリカ生活も50年近くなると、日本語も忘れてなかなか出てこない。
あー、うー、と言いながら少しずつ日本語に慣れてくるのが、面白い。英語の生活していると、夢まで英語で見るそうだ。
南の海岸に住んでいるので、魚釣りには最高の所だから、遊びに来て、と、もう何度も誘われている。
でもねえ、年金生活者の身で、じゃあ、行こうかというわけにはなかなか行かない。
アメリカは今午前中で、チャーリーの出勤の時間とかでお別れした。
チャーリーは、今まで私が出逢った男の人の中で、一番優しさに溢れた人だった。
メーちゃんも長い結婚生活の中で、一度も声を荒げたり、怒鳴られたり、叱られたりしたことがないそうだ。
3人の子どもにも、一度もそんなことはなかったそうだ。
小さな子供にも、とことん話しあって問題を解決してきたといっていた。
チャーリーには3度ほど会っているけど、お宅にお邪魔した時の自然な優しさには感動した。
日本男児の見本みたいな連れ合いも「彼は素晴らしい人だ」と絶賛したほどだ。
男同士、言葉が通じないのに、ビール飲みながら盛り上がっていたのには、驚いた。
一体、何の話をしていたかと聞くと、家の間取りや、畳の寸法など、絵を描いてお互いの言葉でつうじていたみたいだ。
ああ、友達っていいなあ。離れていても、通じ合う友達のいる幸せを思った。

今日、係わっている会の話しあいがあって出かけた。
難問山積みで、しばし頭を抱えた。でも、我々は前に進まなければ、ということで、前向きな話し合いを2時間。
すぐに解決出来ないことは、祈って待つしかないという結論に。
ボーっとした頭が、めまぐるしく動き出したみたいな感覚。
きっと、今おこっていることも、意味のあることと、もう少ししたらわかるかも、とどこかで思った。
明日は朝から味噌作りで8人のお母さんとその子供達が集まる。
午後からは天城流湯治法のレンドウさんや星沢先生のお話会が。
レンドウさんのお話がとっても楽しみ。