漬けもの

先週、玄米漬け、粕味噌、ビール漬けをつけ終わり、今日、ニシン漬けを漬けた。
明日は白菜を漬けるつもり。段々と食べる量も減り、孫達もそんなには食べないけど、漬けないとなんだか寂しい。
量は去年より減らしたけど、お店で出したり、人にあげたりだから、これでも足りないかもしれない。
先週の土、日に漬けものつけし、あちこちの棚やら押し入れやら食器棚やら整理し、物置きの片づけ、畑の始末、鉢の始末等々同時進行で片づけた。
あっちに手をつけ、こっちに手をつけながら結局はすべて終了。
自分でもおかしくなった。なんでこんなに色々なことを一度にするんかね。
性分なのか、あれもしなきゃ、これもしなきゃ、という思いがそうさせるのかも。
よく働いたという充実感と疲れで夜もぐっすり。
昨日も一日良く働いたので、今日はゆっくり過ごした。
お客様も来ないし、早めに店を閉めて、孫の10歳の誕生パーティーの用意をしようと思った・・・が結局、ニシン漬けの下準備で時間がなくなり、慌てて餃子やさんに自転車で走った。
いつもは手作りのグルテン入りの餃子なんだけど、たまには出来あいもいいかと。
子供達は喜んだが、爺さんは渋い顔。うーん、やはり、手作りの方が美味しいね。でもさ、たまには手抜きもしないと婆さんの体がもたないのさ。
土日の2日間だけ4歳の孫の守しているという福井に住む友人から、久しぶりにメールが届いた。
たった2日でも疲れると。そうだよね。孫の相手は疲れるよね。私は50歳で初孫が出来、日帰りで北見に通っておさん扱いをしたり、この15年、どれだけ孫をみてきたか。振り返って我ながらようやったと思うけど、若かったから出来たと思う。今、この年で孫の面倒は、やはりきついかもしれない。
福井県の友達が、テレビで「マリモの唄」を聴いて、私を思い出したんだとか。
下宿の階段に座って陶酔して歌ってたよね、だって。おかげでマリモの唄覚えたんだそう。45年も前のこと。そうか、私あの頃から、まりもの唄うたっていたんだ。すっかり忘れていたけど、あの螺旋になった階段の所で、よく4人で唄っていたっけ。北海道、福井、広島、島根の4人が住んでいたあの懐かしい鶴見の野村家、おじさんもおばさんも、ジローさんも亡くなり、典子さんとはあれから一度も会っていない。
初めて洋式便座を見たのもあの家だった。説明書見たのに、間違って反対向いて座っていたっけ。
あの頃から、私って、ほんと、はんかくさい人だった。
誰だ?そうそう、って声聞こえるぞ。
友達のメールで45年前の、あれやこれやが走馬灯のようによぎっていく。
65歳になったら、京都で4人で会う約束も、誰も何も言いださないので、お流れかも。あと4カ月でタイムリミット。