梅干し

yっちの作っている梅干しの天日干し2日目の昨日、30度以上の炎天下のもと、yっちの分40キロと向かいのしょうやんママの分5キロと合わせて45キロの梅を大きなベトナム製の笊にあげて干した。といっても、私は見ている人。
汗をかきかき数時間おきに2人で梅を一つづつひっくり返していく。蓬ほうの窓から顔を出し「おいしくなーれって言いながら、ひっくりかえすんだよーー」などと呑気に時々声をかける。
かっては私も作っていた。でも、yっちは関心がなかったらしく、手伝ったこともなく、梅干し作りを見に来たこともなかった。
そのyっちが自分でやってみたい、と言いだして3年目。最初はラッキーママの手ほどきを受け、去年はしょうやママと二人で、いや、しょうやパパも参加していたっけ。
45キロの梅は結構な量だ。ひっくり返すのも時間がかかる。お天気がいいから最高の干し具合だ。
冷たい飲み物やアイスなど差し入れしながら、中学生のしょうやとうちの孫二人も参加し、ひと時のおしゃべりタイム。向かいのマンションの屋根の工事をしているお兄さん達は、暑いのに黙々と作業している。空を見ると素晴らしい雲、見て御覧あの雲を、とか言いながら、こんな時間を過ごせるって、大人にとっても子供にとっても、なんて幸せな事だろうと思う。
今週から又蓬ほう再開したものの、忘れられた蓬ほうのようで、昨日やっと一組のお客様だった。
若いカップルは、干された梅に見とれてなかなかお店に入ってこない。
おそらく初めてみた光景なのだろう。感動した面持ちでやっと蓬ほう御来店。
聞けば梅干しが大好きだとか。ちょうど、yっちが去年漬けたのがあったので、お土産にと2個ラップで包んで渡したら、なんと待ちきれないからと2人とも口に入れている。
今週初めてのお客さまだったので、嬉しくてお茶も出し、お土産にシソ味噌も差し上げた。
あなた達に会えて本当に嬉しく感謝だったのよ、と。
8月は休んだ方がいいのかもと思っていたので、こうして来て下さるお客様は有難くて、いっぱいサービスしてしまった。
「また来ますから、辞めないで下さい」と言われてしまった。
ありがとう。本当に爽やかなお二人に元気をいただきましたよ。
そして今日、お客様はいなかったけど、埼玉の姪夫婦が私の料理を食べてくれ、rちゃんが採れたて野菜をどっさりもってきてくれた。「いつも思っていました」と。
さあ、明日からまた、めげずにやるぞーー。