少女隊

歌って踊る女の子のグループって何て言うの?
今はやりの何とか48とかああいうグループ。
親戚の中学生が、札幌で4人組のグループに入って活躍しているそうで、近くの公園で商店街のお祭りがあり、そこに出演するというので見てきた。その前に孫2人が七頭舞(ななづまい)を踊った。日本の古い踊りと西洋の新しい踊りの二つを見て、色々感じた。
しかしだ。親戚の子のグループの親衛隊には驚いた。
若い兄ちゃんだけではなく、頭の白いおじさんや、明らかに40代位の男性たちが、舞台の前や横に陣取って、踊りながら、恍惚の表情で中学生、高校生、小学生の少女達に声援をおくっている。親戚の子は小さい時から極端な人見知りで、小学校にも一人で通えなくて母親が付き添っていたくらいだった。それが今では人前で歌って踊って自己紹介まで上手にしていた。
以前母親に聞いたことがあった。
舞台に立つ前「いやだー」と泣きわめくそうだ。「いやなら、やめれば」でも、舞台に立つと人が変わったようになるのだとか。
ま、本人が好きであんなに生き生き歌って踊って、大したもんだ、と感心して舞台を見ていたけど、段々若い人たちが舞台の前に集まりだし、いやはや、大騒ぎになった。
そして、親衛隊のおじさんやら、お兄さんやらの興奮も絶好調に。
プロの持つようなカメラで写真を撮りまくっている御方は、明らかに50代のおじさま。
動画を撮っているのは60代の方。なんでも、東京の舞台の時は、追っかけていくらしい。
すごいねえ、と私はただ口あけてびっくりしていた。
それに引き換え、孫達の踊りは追っかけもフアンもいなくて、地味。
比べることはないのだけど、ちょっとビックリだった。


スリランカのrとのお別れパーテイに出席した長男家族から聞いた話。
ホテルに移って、会議の毎日だったrは、数日でげっそり痩せていてビックリしたそうだ。
仕事も大変だったらしいが、ホテルの食事が、ベジタリアン対応ではなく、毎食生野菜とオレンジユースだけのせいらしい。
ベジタリアン対応と聞いていたので、安心していたのに有名なホテルなのにどういうことかとホテルにrの代わりに抗議してきたそうだけど、この国際会議は当分日本に持ち回りがこないから、抗議しても無駄かも。
翌日、yっちは朝早くベジタリアン弁当を作ってホテルのrに届けた。
きっとrの心に日本人の優しさが届いたことだろう。
それにしても、あんなに有名なほてるなのに、ベジタリアン対応料理が出来ないというのは、ちと勉強不足なのではないかな?