マクロ&砂糖抜き

先週予約を受けたマクロの方、酵素玄米も、と依頼され先週から酵素玄米をyっちに頼んで仕込み、砂糖を全く使わないで作ったお料理だった。ちょっとハードルが高い依頼だったけど、やってみると結構いろいろの料理が完成。しかし、直前キャンセルの電話。「子供が熱を出したので行かれません」あーーーー、力が抜けてボーっとしていたら、何ということでしょう、次から次へとお客様が。一人はこれから東京に帰るという男の方「東京では食べられない」と、とっても喜んで下さった。でも、東京にも自然食のお店は沢山ある。しかし、値段がビックリするような値段だという。
こんな住宅街の紛れたところで、都会ではないし、多分高額だったら誰も来てはくれないだろうと思う。手間がかかっていると分かって下さる方は、こんなに安くて大丈夫ですかと言ってくださるけど。
2人でいらした年配の方達、趣味に遊びに仕事と毎日楽しく生き生きと過ごしている様子に、話を伺ってこちらも楽しくなる。
山に入って、ブドウのつるとっては、弦を編み、白樺の木で椅子や小物を作ったり、パッチワークも趣味で、部屋中自分の作品でいっぱいだそう。聞けば御主人は相当以前亡くなり、文句を言う人もなく、自由に気ままに生きていると幸せそうに言っていた。お二人とも笑顔が素敵で、今が最高と輝いていた。
こんな方達に会うとこちらも幸せになる。

月曜日、ラッキーママとレイちゃんを誘ってyっちの運転でふきのとうとりに出かけた。
車の中でどこへ行こうかと相談。「小樽方面、定山渓方面、長沼方面」の選択し、結果長沼へ。
気の合うメンバーでのドライブ、考えたら、30代、40代、50代、60代の4人組だ。
でも、年の差は全く感じない。まだ雪の残る土手で、長くつを履いてのふきのとうとり。いやいや、楽しいというか、嬉しいというか、しあわせこの上ない時間が流れる。
何度行っても長沼という土地は癒される。沢山しゃべって、沢山笑って、最後はお買いものツアー。なんと長沼産の野菜がもう出回っていて、久しぶりにスーパー以外での買い物。しかも、安い。ああ、こんな野菜を福島の婆ちゃん達に食べさせてあげたいなあと思った。
帰りに寄ったアイスの家、久しぶりにソフトクリームを食べ大満足の長沼ツアーだった。
そうだ、福島の婆ちゃんにふきのとう味噌送ってあげよう。去年、長沼で涙を流さんばかりに感動して、一緒にふきのとうとりをした。きっと喜んでくれるだろう。