野球のチケット

今朝早く、近所の方が訪ねてきた。「朝早くごめんね。電話でと思ったんだけど、来た方が早いから。明日の日ハムのチケットいい席当たったけど、行かない?」かなりいい席らしい。
そりゃあ、行くしかないしょ。「ペアーけんだから、絶対ご夫婦で行ってね」と。
明日はワイン会だなあ、と言いながら連れ合いは「用事があって明日行けません」と断りの電話をいれて、行く気満々。野球見に行っても飲んだくれて寝てしまう不謹慎な私も、裕ちゃんが投げるかも、マー君もなげるかも、なんて聞いたらそりゃあ、寝てる場合じゃなかんべさ。
今年初のドーム。以前、夢中になる人の心境が分からんなんて言っちゃってごめんなさい。
私、結構楽しみなんだよね。
ビールは飲むけど、酔わないようにしますです。しっかり応援してきますです。

昨日夕方友人として店に来てくれたクニちゃん、お客様として去年の秋に来てくれてから、大切な友人になった。
彼女は看護師なれど、色々な活動もしている。実に多彩だ。
しばらくぶりで会った彼女は、私に色々な気づきを与えてくれた。
私の為に来てくれたんだわと思うほど、タイムリーな話をしてくれた。
なんだかトンネルを抜けられそうな気がした。そうだった、と改めて自分を見つめるきっかけを与えてくれた。
独り相撲していたかもしれない、結局自分だったという気づき。
どこかで分かっている筈なのに、分かりたくなくて感情」のみに走っていた自分の姿がはっきり見えた。
クニちゃんありがとうとメールしたら「話していて私も自分で気づいていない自分に気付いた。お互いにそれぞれの相手の救世主、もしくは自分の内なるものに気付く成長の時間だね。沢山の気づきを貰える沢山の人と繋がれる幸せは何物にも変えられないないね」と返信がきた。
本当に私は幸せだと思う。
こんなにも沢山の人との出会いを与えられ、その出会いが更に次の出逢いを生んでいく。
色々なマイナス波動を受けながら、でも、その一見マイナス波動が、実は私の中の揺るぎないものを更に堅固にしてくれていると最近とみに感じる。
興っている現象に翻弄されながら、弱い自分を見つめながら、何かがずれているような気がしていた。それを軌道修正しに、きてくれたクニちゃんだった。

今日もまた、素敵な出逢いがあった。
目の不自由な旦那様といらした奥様は、本当に素敵な方だった。
こんな美味しいご飯を食べられて幸せと何度も御主人と言ってくれた。
話すほどに、同じ波動を感じた。
御主人もまた目は不自由かもしれないが、心の広い魅力的な方だった。
是非またお話し聞きたいわと言ったら「こちらこそ、また色々教えて下さい」と謙虚におっしゃった。今日もまた、「蓬ほう」という場を与えられた幸せを感じた日だった。