卒業式

昨日は保育園の卒園式、今日は小学校の卒業式だった。
孫の通っていた保育園は、かなりユニークな保育園で、幼児期に本当に大切なものを与えて、将来の可能性を伸ばす、ということを実践している保育園。
テレビ、ラジオ、cd、等は原則禁止、キャラクターものも禁止、生のものを大切にするので、音楽はピアノ伴奏、運動会もグランドにピアノを運んで生演奏で歌ったりリズムをしたり、だから卒園式もユニーク。証書を貰ったあとは、きていたおめかしの服を脱いで、半袖短パンになり、リズムに唄に走ったりしながら、側てんや、跳び箱など様々な運動、そして全員でコマ回し、6回回してすべて全員が揃ってまわった駒に子供も大人も感動。これほどまでに、子供が輝いて、いい顔して素晴らしい卒園式だった。園長の飾らない子供を愛する挨拶が素晴らしくて、感動して涙が出た。子供が一人ずつ、花一輪を家族の所まで持ってくるのが、大抵はお母さんにだったけど、我が家の孫はババの私に渡してくれたので、ビックリ。あとで聞いたら、2歳の子を抱っこしていた私ではなく、2歳のいとこにだって。
そして、今日の小学校の卒業式のなんと幼稚で、薄いと感じたのは私の偏見か?まるで子供のファションショーのような、決まった台詞をなんの感動もなく言い合い、今はやりの唄の合唱、ま、これはなかなか良かったけど、卒業証書授与に、いちいち拍手すんな、とか、校長の挨拶は、うーん、その程度?ま、いいか、子供たちの張りのない返事、中には名前を呼ばれても返事をしない子までいた。君が代をうたったのは良かったけど、蛍の光仰げば尊しもなく、すべて今様の歌、ま、時代の流れか。何の感動もない卒業式だったなあ。
去年も出たけど、まだもう少しましだった気がする。何なんだろう?そう、覇気がないってことかな。
ま、私が年とったってことか。
4月は3人の入学式が控えている。
これまた忙しいこった。