イスラエル

先日、スーパーの食品の広告を見ていたら、イスラエル産のオレンジとあった。近頃はアラスカ、インド、ブラジル、ネパール、タイ等の食品があたり前の如く出回っている。
しらずにいろんな国から輸入したもので、我々の体は成り立っているのかもしれない。
しかし、イスラエルというのは初めて目に付いた。うーん、イスラエルか、と思いながらい去年チエンマイで会ったイスラエル人の親子を思い出した。
蛇のショーを見に行った時、お客は我々4人の他には、7歳くらいの女の子と5歳くらいの男の子とお母さんの親子3人のみだった。広い会場なのに何故かそのお母さんは私の隣に座った。
大体蛇なんて恐ろしい生き物は、あまり好きではない。当然離れたところに座り、恐る恐る見ていた。
一緒に行った息子は、私よりもっと臆病ものらしく、一番後ろに座った。
6年生だった孫娘は、意外なことに「かわいい!」と全く恐れず蛇を客席に投げつけられても、動じない。
そして、いの一番に首に蛇を巻き付けてうっとりしているではないか。しかも、ギャーと悲鳴を上げて逃げ回る父親と婆ちゃんをあざ笑う。
隣に座った外人のお母さんは、何故か私に抱きつき2人でひしと抱き合いながらギャーギャーわめいていた。
結局、最後には私も息子も蛇を首に巻いて写真を撮った。
絶対いや、と思ったけど、このチャンスを逃したらもう一生蛇を首に巻くなんて体験は出来ないと思いなおしたから。ひんやりとしたあの感覚、でも思ったほど恐ろしくはなかった・・・でもないか。孫は自分が蛇好きだとこの時初めて知ったらしい。
その時は彼女がどこの国の人かは知らなかった。
珍しい蛇を一緒に見ながら、たわいのない話しをしてお別れした。
それだけなら、忘れるところだったけど、一週間後に孫と二人でショッピングモールにお土産を買いに行ったら、偶然又会った。
お互いに「まー、また会ったわね」で、彼女はイスラエル人で来年仕事で日本に行くかも、ねえ、メール交換しましょうよと紙にメールアドレスを書いてくれた。
でっぷりとふとって、でも明るくて人懐こくてお友達になったら楽しそうな人だった。
昨日名刺の整理をしていたら、彼女から渡されたメールの紙が出てきて、しばし、考えたけど、英語でやり取りするほどの語学力もない私。またそっとしまった。
イスラエル産のオレンジからイスラエル人の彼女に思いを馳せたことだった。


味噌作り始まりまーす。
2月6日と20日を予定しています。6日は午前中から、20日は午後からです。
ランチも受けたまわりますので、申し込みお願いいたします。大豆、麹はこちらで用意します。
費用は500円。3月にも予定しています。
申し込みは蓬ほうまで。