酵素玄米

先週予約のお客様が出来れば酵素玄米をというので、yっちが準備してくれた。普通の玄米と違って柔らかく、なんといっても美味しい!助産師のmさんが赤ちゃんが生まれると、21日間お釜ごともってきてくれて、そのおいしさにすっかり酵素玄米のフアンになり、お釜を中古で購入した。
おいしいので毎日食べたいのだが、yっちは、なかなか作ってくれず、作っても孫達がおやつ代わりに食べるので、私の口にはなかなか入らない。
その酵素玄米、お客様にも大人気だった。しかも、酵素玄米を所望した若いお母さん達は、聞くとmさんに取り上げてもらった、自宅出産組、一人は2人目を妊娠中で、この縁にまたしてもびっくり。
そして、今日いらした方たちもまた、mさんとご縁のある方。一人は3人目を妊娠中でmさんにお願いして、自宅出産するそう。今日の3人の方達ともまた、波長がピッタリ。
色々話す中で自分が話していて、気づきがあった。人に話すことによって気づくというのは、ままあること。
若いとか年寄りとか年齢に関係なく、気づきはやってくる。
最近、若い人たちに接する機会が多くなって、年は関係なしにもうすでに気づき始めている人が多く、若くてもそんな彼女たちを尊敬してしまう。
お客様が引けて一段落し、お茶を飲みながら、nちゃんどうしているかしら、会いたいなあと思ったら、窓の外にnちゃんの車が入ってきた。一週間前[このまま消えたい」などと弱音を吐いてから毎日nちゃんのことを思っていた。そして、今日は特に思った。これってシンクロニシテイ?元気なnちゃんに一安心。
問題はあっけなく解決し、nちゃんの中ですっかり整理されていた。ああ、よかった。
生きているって色々あるよね。
今、連れ合いがテレビで[60歳のラブレター」を見始めたので「この映画2人で見に行ったよね」と言ったら「俺はみてない」と言い張る。かなり見てから「やっぱり見てない。見てたら思いだすのに、これは観てない」とまた確信てきにのたまう。ここまで観ても、観てないとおっしゃるので「そうかい」と言ったけど、うーん、確かに2人で数年前観たはず、どこまでいったら「ああ、観た」というかちょっと楽しみ。
中断したけど、生きてると色々ある、しかし、それも、生きているから。
今、すい臓がんでホスピスにいる仲間が、かろうじてモルヒネで生を保っていると聞いた。
もう幾ばくも無い命を彼女はどんな思いでいるのか、健康な私に分かるはずもない。
しかし、彼女は今、まぎれもなく生きている。どうか、今生きていることを楽しめますように。
あ、また始まりました。「俺は絶対観ていないぞ。お前誰と見に行ったんだ?」あれ?違う人と観たっけ?と思っちゃうくらい確信的な御言葉。イッセイ尾形が病室で、癌の手術のあとの妻の前でギターを弾く感動の場面ですが、ま、新鮮でいいか。多分、最後まで俺は観ていないという可愛い連れ合い。
真剣に観ておりますです。
これも、生きているからです。