洋楽

孫達が通う小学校で授業参観のあと、ツッキーコンサートなるものがあるから、来て欲しいと孫に懇願され行ってきた。
孫の所属する合唱部が歌うので聴いてほしいというので。
結成されてまだ新しいのに、毎朝早く学校に行き、猛練習しているだけあって、かなり上手になった。
妹達まですっかり歌を覚えたので、3人でいつも家で大合唱して、結構うるさいなあと思っていたけど、大きな口で、楽しそうに歌っている孫の姿が輝いてみえた。
先生達のバンドもあり、なかなかの出来だった。最後はコンサドーラズの踊りで、なかなか楽しめた。
数年前、この学校で三味線の生の音を子どもたちに聴かせたいと思い、校長先生にお願いに行ったのを思い出した。
なかなかいい感触だったけど、話は全く進展もなく過ぎた。
今日、洋楽中心のコンサートを聴いて、ああ、ここで師匠のあの素晴らしい三味線を、子どもたちに聴かせたかったなあと思った。でも、師匠はもういない。残念だなあ。
洋楽が中心の今の時代だからこそ、日本の伝統的な音楽を、子どもたちの耳に届けたい。
我がグループのいけ面兄ちゃん方ではどうだろう。若者が弾く三味線を子どもたちに聴かせてあげたいなあ。
私が来年一月の三味線コンサートのチケット売りに苦戦しているのを知っている中学生の孫が、あちこちに声をかけてくれているらしい。昨日も空手の先生にお願いしたら、音楽は全く興味がない、今時三味線なんて聴く人いるの?といわれたとか。そうか、三味線って、今時から外れているのか?
きっと、聴いたことないんだわ。あの魂にズドンとくるあの音を。
ああ、残念、もう少し長生きしてくれていたら・・・とまたここで師匠が亡くなった無念がでてくる。

今月末にヨガの勉強でインドに行く人がいて、息子達のインド旅行のビデオを一緒に観た。
予備知識を入れるため。
へたな映画より面白かった。
エローラ洞窟で、孫娘がインド人に囲まれ次々に写真撮影をしている場面など、まるで有名人のようで、笑ってしまった。それほど、日本人が珍しいらしい。
そして、ムンバイから5,6時間の農村ホテルで、新聞の取材を受けたらしく、その新聞記事と写真がロキシーからフェイスブックで送られてきた。
日本にいて、インドの新聞が見れるなんて。
日本では相当苦労した学生時代を過ごしたインド息子2人は、今、大学の研究室でインド政府の援助を受け、かなりよい暮らしをしている様子、やっと、今までの苦労が報われた2人の幸せそうな姿に、日本の母さんは安心したよ。
息子はインドから帰ってから、インドの辛い料理が忘れられないらしく、日本の料理ではスパイスがなくて味気ないと、毎日自分で辛いインド料理を作っている。
そんなにインド料理が恋しいなら、いっそ、インドに住んだら?と言ったら、やはり日本の方がいいんだと。
そうそう、自称トイレ研究家の私がちょっと一言。
インドのトイレは、日本の和式と同じだけど、水桶、もしくは、手動シャワシャワがあって、その水で洗う式。
問題はそのあとどうするか?だっていくら水洗とはいえ、紙を流すと直ぐ詰まるので、けして紙を使ってはならない。捨てる場所もないのだ。さて、あなたならどうする?
タイの田舎のトイレで汚物入れも置いてなくて、さて、使ったペーパーをどうするか?ほとほと困った。
郷に入れば郷に従え、つまり、水で洗ったあとは、そのままパンツを履くのが正式の、インドもしくはアジアのトイレのルールなのです。
決して、紙など使ってはならないというわけです。
台湾の立派なホテルのトイレは水洗の洋式でシャワシャワがついていたけど、決して紙をトイレに流さないでと注意書きがあった。そうか、と汚物入れに紙を捨てていたけど、同室の人が捨てている気配がないので聞いたら、エエーと驚いていた。ちゃんと、書いてあるのに見ていなかったらしい。
台湾でさえそんな感じだ。インド帰りの息子は、紙で拭くほうが不衛生といっているけど、こんな寒い北国で、やはり彼だって、濡れたお尻そのままでパンツ履いてるわけがない。
この手の話をすると、際限無いので今日はこのへんで。おやすみなさい。