野草茶

月寒くらしネットワークに頼まれて公民館で、yっちがスイーツ、私が野草茶と自然療法の講師をさせていただいた。
去年に引き続き2回目、何をお話ししようか、大方決めてはいたが、成り行きにおまかせかなとあまり細かく決めてはいなかった。というより、今まで実践してきたことなので、それを話せばいいかなと思っていたので。
行く前に、庭を一回りしたら、毒だみ、雪の下、現の証拠、はこべ、コンフリー、すぎな等が採れた。
最初にyっちの指導で南瓜マフインを作り、オーブンに入れている合間に私の話し、どこにでもおしゃべりなおばさんはいるもので、5人一組の1チームのおばさんがたが、やけに私語が多く、私が何か言うたび同意しながらも、自分たちの話に入って行く。かなり大きな声をだすも、私はどんどん前に出て、あとでyっちに「なんであんなに前に進んだの」と言われた。余程おしづかにと言おうと思ったけど、ま、大人だしいいか、と最後には声がかれた。
大方の皆さんはとても興味を持って真剣に聞いて下さり、質問も出たりして、有意義な時間だった。
おおよそ、30種類くらいのお茶を持っていったけど、よくもまあ、こんなに種類を集めたものだと、自分でもびっくり。
半分くらいは自分で採取して干して作った物。今まで学んで実践してきたことが、お役にたてて嬉しい時間だった。

昨日ある人から聞いた話し、内地のレスキュー部隊にいた友達が、何度も東北に行っていたら、急性じん不全で突然亡くなったそう、それだけなら、そのひとの病気?と思うが、なんとこの数カ月のうちに、仲間5人が次々亡くなったそう。
20人のそのレスキュー部隊は、その現実に放射能汚染を疑い、全員が止めたそう。もうひとつ、福島で子どもマラソンが開催される予定とかで、何故この時期に福島?と疑問を持った人が、行政機関に問い合わせたら「保護者と本人の同意書をもらっている」と答えたとか。
福島の人の中に、何でもない、直ちに影響ないから大丈夫と思いこんでいる人が大勢いるのは知っていたけど、なんだか政府も現実に目をつむっているし、日本人も現実を見ないしで、一体日本はどうなっていくのだろう?
お金を積まれて口止めされている人もいると聞いた、その額もかなりの額で、一体どこからそのお金が出ているのか?見当はつくけど、そのお金を自然エネルギーに回せないものか。ま、無理か。
でも、オランダ?だっけ、もう数十年も前に、国民投票脱原発を決め、風力発電で大方の電力を賄えるそう。
現実にそんな国もあるということにショックを受けた。
私ももっと勉強しなければ、この国の未来の子どもたちの為に。