優曇華

うどんげと読む。大滝から来たrさんが見せたいものがあります、と胡麻せんべいの箱から出したものは、黒ブドウ。
胡麻せんべいか?いや、黒ブドウ?ではなく黒ブドウの粒の上から出ている花、優曇華の花だった。
聞くところによると、なんと3000年に一度咲くという世にも不思議な花だそうだ。
白く輝く糸状の先に、よくよく見なければわからない白く輝く小さな花。
見れば見るほど不思議な現象。何故ブドウの粒についているのか?よくわからないけど、とにかく凄いものを見たのです。先日の宇宙の石といい、優曇華といい、お客様が次々不思議なものを持ってきて下さるのは、何か意味があるのでしょうか?

数日前、アメリカから親友m−ちゃんがやってきた。
旅先のアメリカで御主人が急死したお姉さんが家をたたんでアメリカに永住することになり、そのお姉さんのお手伝いにやってきたm−ちゃん。
4年ぶりの再会。4人の孫のお婆ちゃんとは思えない颯爽とした素敵なm−ちゃんは、黒のセーター、千鳥格子のタイトなスカート、黒のタイツにパンプス、大粒の真珠のネックレスにピンクの大判のストールを巻いて、惚れ惚れするくらい素敵だった。
たった4日の滞在なので、早朝から夜遅くまで整理をしているので札幌にくる時間がないというので、今日又、千歳まで会いに行った。
1時間半夕ご飯を食べながら楽しい時間を過ごした。
いよいよ実家もなくなり、次回の来日には我が家がm−ちゃんの滞在先になるかも。
小学1年生の時からのお友達、思えば長い付き合いだ。
アメリカと日本と離れていても、会えばその距離は関係ない。
今度会うのは、m−ちゃんのルーツの山形か、札幌か、チャールストンか。
楽しみに待とう。

先週美唄宮島沼に雁を見に行ってきた。
初めて行った宮島沼
何百万羽もの雁が夕暮れどきに沼に戻ってくるのは、壮観だった。
数時間、ただ戻ってくる群れを見上げてはワーっと声を上げ見とれていた。
息子と孫達はその前の週に、朝3時に起きて朝日とともに飛び立つ雁を見にいった。
その光景の方が壮観だったというけど、私は戻ってくる雁に何故か感じ入っていた。
まだまだ知らないこと、行っていないとこいっぱいあるなあ。