タイ少数民族

息子のブログのタイの映像を見て思い出した。(便利屋げんさん)
去年チエンマイに行った時のことを。
6年生の孫娘と2人きりのトレッキングツアー。ボブというガイドと3人でリュックを背負って3時間、どこまでも続くトウキビ畑を縫って山を越えた。
驚いたことに山の山頂までトウキビ畑は続いていて、父さんと民族衣装を着た母さんが黙々と農作業をしていた。
途中立ち寄ったチンタオ村で豚肉炒め、野菜炒め、キュウリのスープ、チャーハン等の昼ごはんはとてもおいしかった。
この村には鍾乳洞があり、中には沢山の仏像が祀られていた。ミャンマーからやってきた人が作った村とかで、ミャンマーのパコダが建っていた。
ツーリストもいない静かな村には、犬がいっぱいいた。
ここの犬達は幸せなことに、自由にどこへでも行ける。首輪もしていない犬達がとても幸せそうにみえた。
いつの間にか、文明の発達した地域では、犬は首輪をはめられ、ひもにつながれ、それを当り前と思ってきたけれど、タイに来て犬が自由に歩いている姿に、ああ、これが本当なのだなあと思った。犬といえば、次の日ある村で珍しい光景を目にした。
茶色の大きな犬の後ろに、白黒の小さな犬がのっかった。嫌がる茶犬に小さな白黒がしつこくせまり、やっと目的達成。子どもの頃よく見た光景だけど、大人になってから初めて見た犬の交尾。と、ここまではまあ、よくあること。しかし、次の行動に私の目は点になった。なんと大きな茶犬が白黒に迫り、背後に回って乗りかかったのだ。
なんで?どっちがオスでどっちがメスなのだ?オカマ?か。
あれ?どういうこと?私の英語力ではボブに聞けず、まして若いボブにまさか犬のことではあるけど、いくらずうずうしい私でも聞けない。あとで連れ合いに聞いたけど、答えは返ってこなかった。
あれってなんだったのだろう。
ここまで書いて、ちょっと思いついた。また本を書こうかなと。
あることが引っかかって全くこのタイでのことは書いていなかった。1年たってもういいかなと思いだした。
結構面白かったタイ、パック旅行では体験できないことも色々あった。というわけで、ここでタイの話は終わり。