毒だみ干し

我が家の毒だみが蕾を付け始めて丁度よい干し時期になった。
お天気もいいし、お客様もいないし、どくだみを採って洗って干した。
毒だみの白い花も可憐で素敵なのだけど、薬草にするときは、つぼみのうちにした方がエネルギーが葉に多いらしい。
花が咲くと花にエネルギーがとられるらしい。
というわけで、まさにエネルギー満杯の毒だみ干しが出来て最高!
ついでにアップルミントの葉も洗って干した。
アップルミントの生葉のお茶は、優しい香りと癒しの味で今が旬なのだけど、なんせ注文してくれるお客様がいないことには、アップルミントの出番がなかなかない。東北からの避難者のみちのく会のリサイクルショップで、素敵なティカップをゲットしたので一人でその素敵なカップに生葉をたっぷり入れたアップルミント茶を楽しんでいる。ああ、なんて贅沢なとご満悦な私。
みちのく会のお店は、リサイクルショップとはいえ、新品ばかりで、値段も格安で結構いいものが紛れ込んでいる。「これ安すぎだよ」とお客の私が言うほど安い。
なんでもみんなにそう言われるとかで、お客様の中に目利きがいてもっと高くしてと忠告してくれるのだと、モノココリサイクル店の対馬さんと増田さんは笑う。
最近、2人はとっても明るい。やはり仕事を得て生きがいを持てるようになったからだろう。
品物を提供してくれることも大事だけど、それを買う人もいないと彼らの仕事も成り立たないので、私はせっせと通って掘り出し物をゲットしてくる。

今日息子が秘書と名乗る人を連れてやってきた。なんでも仙台からの避難者で、就職が決まるまで息子のお手伝いをしてくれるのだとか。
なかなかの好男子で、一見ガラが悪そうに見える息子も彼の誠実そうな風貌のおかげで好印象になるかも。へえ、秘書なんて社長みたいと思ったけど、一応小さな会社の社長でした、これまた失礼。
息子は東北からの夏休み母子受け入れに奔走していて、好男子の彼の手助けは大きな力になってくれそう。
かなりの数の受け入れをまじかに控えて、もっと色々宣伝しないと無理じゃないのだろうか。
1か月間母子もしくは子どもだけを受け入れるという企画も、色んな人達が立ち上がっているけど、そのどれもが息子が動いていたというのも、今日初めて知った。
長男の家も受け入れに名乗りを上げたし、我が家もそうしようかと思っている。
せめて夏休みの1か月だけでも、のびのびとして欲しい。
どなたか、受け入れてもいいという方は、よろしくお願いいたします。