助産師mさんのこと

昨夜連れ合いと、mさん近頃見えないねえなどと噂をしていたら、今朝、お店でyっちが「mさんに最近あってないわ」と。ひとしきりmさんの話をしていたら、なんとmさん登場。
聞こえたんか?
威勢のいい声で「やっと来れましたー。ランチたべまーす」と。
決してお世辞を言わないmさんが「あーちゃん、これはおいしい。こんなにおいしいご飯をいろんな人に食べて欲しいね。大丈夫だよ、今にみんな食べにくるよ」と言って下さった。
かなりへこんでいる私には、本当に有り難い言葉のご馳走を戴いた。
開店して2ヶ月弱、何よりmさんに来ていただきたかったので、今日は本当に嬉しく、元気を戴いた。
孫のsに「今日mさんきてくれたよ」と言うと「いいなあ、会いたかったなあ」もう一人の孫も「ああ、残念、会いたかった。学校でスピーチするんだけど、mさんの事を話そうと思っていたんだ。会いたかったなあ」と。
mさん、あなたは本当にステキな人、我が家の全員があなたのフアンよ。
先日読んだ小川糸さんの「つるかめ助産院」という本の助産婦さんとmさんが重なって、今更ながら自然分娩を手がけているあなたの素晴らしさを再認識しましたよ。6年生の孫は特にmさんが大好きで、将来はmさんと同じ助産師を目指している。自宅出産に5回も立会い、うち一度は妹を自分の手で取り上げた彼女はmさんのような助産師になりたいのだそうだ。
mさんは医者が足りないから、医者目指して欲しいと言ったけど、孫はやっぱりmさんみたいになりたいと言っている。
今日も銭湯でお腹の大きい人見て「あの人妊婦だね」と。その声が大きかったので聞こえたみたいで、「なんてことを」みたいな顔してた。
あとで「あのさ、あの人単に太っているだけだよ。妊婦があんなに何段にもお腹でないでしょうが」と私。とにかく妊婦さんが気になるらしく、お腹の大きい人をみると「あ、妊婦さんだ」という。
彼女が助産師になる日を楽しみにしましょう。
あちこちから引っ張りだこのmさん、あなたのお陰で我が家は、7人のうち5人も無事自宅出産ができました。
そのどれもが、感動だったけど、特に最初の自宅出産の時は、感動で涙、涙だった。mさんの高い技術に裏打ちされた愛情あるあの神の手のような赤ちゃんをこの世に誘導するあの優しい手には特に感動した。
あれから11年たち、mさんとのお付き合いも続いている。
今日久しぶりに会って、沢山パワーをいただいたので、さあ、明日からまた顔晴るぞーーー。