雪遊び

結構な雪が降り、あちこちで雪かきをしている姿は1年ぶりだ。
4人の孫のうち、2年生の子が一人でスノーダンプで雪かきをし、集めた雪で滑り台を作り、ボブスレーで滑って遊んでいた。
この寒空に、飽きもせず数時間一人で外にいた。
この子はお外で遊ぶのが大好きで、何か遊ぶ対象を見つけては、黙々と遊んでいる。夏には一人でキャッチボールを何時間もしているので、爺ちゃんは、爺馬鹿で通販で売っている一人で出来る野球のなんとかを買った。
それでなくとも、男っぽいのに、爺も父親も、どうも男の子の遊び道具を与えたがる。本人が望むのでそうなるのだけど、どうも、何もかもが男の子みたいで、婆ちゃんは少し心配している。
先日の結婚式にも、絶対スカートははかないというので、拝み倒して、着物をきせたけど、嫌がってすぐにパンツに着替えてしまった。とっても可愛かったのに。
髪をしばって髪留めをつけたらとっても可愛いのに、恥ずかしいといってすぐにとってしまう。学校にはいつも裏起毛のパンツ。おしゃれっ気ゼロ。洋服も靴もそれって男の子のでしょう、というのを好む。
7人も女の孫いるんだから、一人くらいは男っぽいのがいてもいいんじゃないかと爺ちゃんはいうけど、可愛い顔して、外又で歩く男みたいな女の子に、婆ちゃんは全くもうと、少しだけ心配なのだ。