氷解

こんな日が来た、と感慨ひとしお。息子と一緒に親子3人で昔馴染みのスナックへ。
市会議員のクリスマスパーテイの帰りに。
そこでまた、面白い人達と出会った。途中チエンマイから電話が入り、ヌーンと英語と日本語の危うい会話。息子はタイ語が更に上達し、電話での話にも不自由しないようだ。
8月にタイに行った時、毎朝、その日覚えるタイ語を、左腕に書きまくり片っ端からそれを使い必死で勉強していた息子。
仕事上、必要とはいえ、腕いっぱいに書かれたタイ語に、彼の努力をみた。
色々な出来事があっての今、息子もドロドロの中から這い上がり、やっと自分の道を見つけて、勢いよく登っている。
お互いを許しあう事で、解けてきた氷、ああ、長い月日だった。
これからも、何があるかわからないけれど、もう心配はしない。
あとは、彼次第だから。
彼の親になり35年、今やっと安堵している。

今日、お客様が帰ったあと、連れ合いに食事を出した。私とyっちは、おいしいねえ、と満足だったけど、連れ合いは、文句ひとくさり。
彼のようなお客様もいるかもしれないので、忠告は素直にきいたけど・・・。
まだ開店して4日目だから、レパートリーに困りはしないけど、というか作るのが楽しい。
今日は予約があったので、その人達のことを思いながら作ったお料理。
ソイの荒汁にことのほか喜んでいただけた。
連れ合いはいつも食してるから、特別のものではないかもしれないけど、今日いらしたお客様は、去年奥様を亡くされたかたなので、荒汁やソイの味噌漬けなど懐かしい、ああ、これは・・・とたいそう気に入って下さった。
お土産に漬物を差し上げると、、更に喜んで下さった。
10日の自然療法の手当てにもいらしてくださるとかで、年配のおじ様とまたひとつご縁ができた。
明日もまた顔晴ろう!