ダラムサラ

インド北部にあるチベット亡命政府があるダラムサラ
若かりし頃、小樽の図書館で働いていた時、書庫にもぐっては本を読み漁っていた。
その時見つけた「第三の眼」というチベット僧の眉間に開けられた穴にまつわる本は、私をチベットへの憧れへと誘った。
自分の前世はチベット人と思うほど、何故かチベットに魅せられた。
ダライラマにも惹き付けられたし「セブンイヤーズインチベット」という本も映画も観た。
中国のやり方にも憤慨し、いつもチベットが気になっていた。
長男が12年ほど前にアジア放浪の旅に出た時、チベットの寺院でお坊様の中に入って修行の真似事をしたと聞いた時、狂喜乱舞した。私が出来なかった夢を、私の産んだ息子が果たしたという喜びだった。
そして、彼は2回目の放浪のとき、インドのダラムサラのカーラチャクラに行ったときいてこれまた、私の想定外だったけれど、嬉しさと羨ましさと誇らしさでいっぱいだった。
けれど、この気持ちは、多分チベットに興味のない人にとっては、何のこっちゃ?だと思ったので密かに自分の胸のうちにだけ留めておいた。
今時を経て、ダライラマを信奉しているわけではないけれど、チベットへの郷愁に似た気持ちだけは持ち合わせているので、ダラムサラという所にも、かなり反応する自分がいる。
そのダラムサラに、三味線の仲間が行くという。
行くだけではなく、2年間住み込んで、何かの修行をするのだそうだ。
しかも彼女は五十歳過ぎ。仕事を辞めてまで打ち込みたい何かをするために、50過ぎのおばさんがインドに住むということに、衝撃を受けた、というと嘘になるかな。
以前からアジアを一人で旅し、チベットにも何度も行き、インドにもその何かを学ぶために何度も足を運んでいると聞いていたので、そうか、そういう人生の選択をしたのか、さもあらん、彼女らしいなあと思った。
50歳過ぎてから、自分らしい生き方の選択をした彼女に尊敬の念を持った。
凄い!素晴らしい!そして勇気ももらった。
2年間滞在しているから、是非遊びに来てねと言ってくれたので、行こうかなあと思っている。
ワオー、楽しみだなあ。彼女に心から拍手を贈りたい!ダラムサラでの生活に幸あれ!

今日、健やか健康クラブという65歳以上の方達対象の集まりにお手伝いを頼まれ行ってきた。
今日は、リンパマッサージと自彊術と蒟蒻湿布の勉強会。20人弱の方達が真剣に話しを聞いてくれて、とっても充実した時間を過ごさせてもらった。その話の中で「オシッコの出が悪い時は、スギナのお茶がいいですよ」と言ったら、スギナが分からない方が何人もいてびっくり!若い方の集まりでは知らない人が多いけど、まさか年配の方にもスギナってどんなの?なんて質問する方がいるなんて、かなり驚いた。
次回はもっと薬草のことを知りたいと皆さんが言って下さったので、本物のスギナを持って、スギナの効用やふりかけの作り方など伝えたい。
20数年学んで生活にも取り入れてきた事が、こういう形で伝わっていく機会を与えられ本当に嬉しい!

息子の幼馴染のmちゃんからメールがきた。
「Aーちゃんに会ったあとで閃いた」とある情報をくれた。
なんてありがたい!また新しい出会いにワクワク!彼女に付き合った昨日のことも、意味があったのだと思った。
そして今日行った喫茶店で、出会った人たちも、思わぬ接点があって、お互いにビックリ!
一緒に行ったsちゃんも、全くあんたなら行くところ行くところ・・・と飽きれていた。
sちゃん、oさん、kさんyさんkkさんと、今日はいっぱい刺激を貰ったなあ。みんな繋がっているとまたまた感じた1日でした。
感謝、感謝、ありがとう!