冬休み

又賑やかな毎日が始まった。
夕べ、遠くにいる孫が2人でバスに乗ってやってきた。
この日を来るのを、指折り数えて楽しみにしていた2人は、もう何度も2人だけで長旅を経験しているので、迎える方も、最初ほど心配はしない。
2年と4年になった2人は、だんだん手もかからなくなり、今では食器洗いも後片付けも、ちょっとしたことなら、大抵の事はしてくれるので、私も大助かりだ。今朝も2時間たっぷり勉強し、昼の生うどんを買いに行き、おろしを摺ったり、ゴマをすったりしてくれた。
2年生は食器も洗い、拭いて後片付けもしてくれたので、爺ちゃんから貯金箱に10円玉を年の数だけ入れてもらって、喜んでいた。大人たちから、いっぱい抱っこしてもらったり、チュウをされたり、会えなかった空白をこの数時間で充分貰って嬉しそうだ。
これから半月あまり、会えなかったぶんたっぷりの愛情を注ごう。
久しぶりに会った3姉妹は、夕べもベットの中で大騒ぎ。姉妹が一緒に暮らせない現実の前に、大人があれこれ考えるほどの事もなく、彼女等は、現実をきちんと受け止め、会えることの喜びを体全体で表現している。後ろを振り向いて嘆くのは、大人だけだ。子供は柔軟に現実と対峙している。
今年は又一人増えたので、7人の孫に囲まれての賑やかな嬉しいお正月が迎えられる。