出愛

先日、ある方と出会った。
rちゃんを介しての出会い。ほんの2,3言の会話だった。
その彼から、今日お手紙をいただいた。そこに「出愛に感謝」と書かれてあった。
そうか、出愛か、いいねえ。私もこれから使わせていただこーっと。
このnさんのブログを、さあっと読んで驚いた。
先日、映画を観て感動し、本を読んで感動した「てんつくマン」を知っている先輩だった。
その他、沢山の共通点がてんこ盛り。そうか、そうなっていたか、という感じ。
苫小牧の「笑楽好」に遊びに行けたらいいなあ。

今、私は自分の中のもう一人の自分、結局、私という自分なのだけれど、困ったチャンの私にちょっと困っている。
結構、意地っ張りで頑固、相手の怒りにかなり左右され、その中に入り込んじゃっている感じ。
普段、人にはかなりいいこと言っているのに、これは一体どうしたことか。と思うのだ。うーん、私も、まだまだ幼い魂だわねと認めざるをえない。はい、また、振り出しに戻って仕切りなおしってとこかな。ま、こういう私も私なのである。

息子に頼まれて、今度出すリサイクルショップの着物のアドバイスをしに厚別まで出かけた。
かなり広い店内の一角に沢山の着物がぶら下げてあった。
私だってそんなに着物に詳しくはないが、従業員の若い女の子たちよりは、少しはましかなという程度。でも年の功かだいたい、いいものか、そうでもないか一目見ると分かる。
昔の、かなりよさげな着物や帯などいっぱいあって、買ったときには、おそらく何十万もしたであろう着物たち。中にはしつけがしたままの未使用のもあったが、ほとんどは、誰かが気に入って着ていたであろう着物や帯たち。その着物たちをゴミにしないで、また誰かが利用してくれたら、この着物たちも喜ぶだろうなあと思った。
帯も、帯としてではなく、タペストリーやテーブルセンターにしたらいいだろうなあという物が沢山あった。女の子が小物の下に敷いていた布がとっても素敵なので、端を縫ってマフラーとして店に出したらいいよなど色々アドバイスした。「お母さん、すごいですね。なんでそんなにアイディアが出るんですか」といわれた。
年の功かな。でもこれって息子がかって出していたアジアのお店をまかされてやっていた時の名残かもと思った。あの時、必要に迫られて色々なアイディアを出さざるをえなかった。
ネパールの天然石をひとつひとつ眺め、浮かんだ言葉を添えたら、これが結構人気で売れた。
女の子が「あっ、あれってお母さんが考えたんですか?私、その石についてる言葉見るの楽しみだったんですよ。そうですか、お母さんの言葉だったんですか」彼女はあの時、店のお客としてきていたのだ。あの言葉はある人から「あなたには出来ます!」といわれて「そうなのか?私にはインスピレーションなんてないよ」でも、石を眺めていたら、言葉が勝手に出てきた。人間その気になれば、たいていのことはクリアできるとあの時、色々な経験を通して学んだ。
私がほんのちょっと関わった着物コーナーが、どんな風にお店にならぶのかちょっと楽しみ。
明後日オープンの大型店の一角のそのまた一角に、リサイクル着物を見つけたらお知らせくださいませ。