アトピー

7人目の孫はまだ3ヶ月だというのに、顔中真っ赤な立派なアトピーっ子。母親もアトピーっぽいし、食生活その他諸々、あまり考えずに生活してきたから、生まれてくる赤ん坊も多分アトピーだねとm助産師さんと言っていたので、今更驚きはしないけれど、まだ生まれて間もない赤ん坊が痒がっているのをみるのは、本当に辛い。
母親に「母親のおっぱいが赤ちゃんの命の元なのだから、食生活、化学物質など、十分気をつけるように」と何度か忠告していた。
彼女なりにやってはいるのだろうけど、私から見ればまだまだ自覚が足りないようにみえる。赤ん坊がこんなにも苦しんでいるのをみて、今日はちょっと彼女にカツを入れた。
先日も、きっちりお化粧している彼女に、化粧の化学物質が肝臓に溜まり、解毒されないままおっぱいに出るのだから、お化粧は、どうしてもしたければ最低限外出の時のみよ、と言ったけど、何せ化粧の仕事をしていた彼女、お化粧は彼女にとってかなり重要らしく、私が会う度、目張りもくっきり今流行のバッチリ化粧をしている。
うーん、どうしたものか、口紅を塗った口では赤ちゃんにチュウもできないではないか。ま、少しずつ分かってもらおうと思っていたけれど、今日、赤ん坊を子守していて痒さに泣き叫ぶ孫の姿に、私はどう思われようと強く言うべきだと思い、かなり強く言った。母親が苦しむのは目に見えている。
夜も寝られず、地獄のような日々が続くのを、私は今まで沢山見てきた。だから、今、この時期に母親がきっちり覚悟を決めて、対処していかなくては自分が苦しむ。yっちがアトピーと喘息と蕁麻疹の3重苦の時は、3ヶ月かかった。顔が変形するほどのアトピーも3ヶ月ですっかりよくなった。自然療法の凄さを目の当たりにした経験だった。
振り返れば、私自身もろくな生活をしてこなかった。子供の頃から偏食、卵アレルギーでいつも蕁麻疹が出ていたし、蚤に食われて化膿して病院通い、手の甲一面にイボだらけ、風邪ばかりひいて薬もいっぱい飲んでいた。ビオフェルミンという整腸剤が大好きで、お菓子感覚で食べていた。生理痛がひどく、セデスを常用、生理の時は、痛みがひどくて寝込む程だった。
考えてみると、無知とはいえ本当にひどい生活をしていた。
そんな私から生まれた子供2人はアトピーにもならず、まあまあ元気に育ってくれた。これは奇跡みたいなものだと思う。
子供は大丈夫だったけれど、時を経て孫に現れた。お嫁さんだけの責任ではなく、私の責任でもある。知らなかったら、あら、困ったわねですんだかもしれないけれど、その原因を知ってしまったので、それでは済まない。これから、母親をしっかりサポートするのも私の責任だと、今日赤ん坊のアトピーをみて思った。