映画大好き

連れ合いが釣りに行った!
「ウワーーい! 何しよう?」いや、実は機会を狙っていたのです。
観たい映画があったのだ!「南極料理人」いやあ、面白かった!11時55分開始だったので、おにぎりを握って行った。南極観測の人のご飯を作る映画。主演の堺雅人がなかなかいい味を出し、脇役もとっても良かった。
食がいかに人間にとって大切なものか、食が豊かだと人の心も安定する、めったに見られないオーロラ観測より、一杯のラーメンの方が心を捉えるというなかなか興味深い映画だった。何度も大声で笑うシーンもあり、かなり満足!今日はおにぎり持参だったので、油そばとビールは却下。もう一本違う映画館で観ようと時間を調べていったけど、残念、まだ2ヶ月の赤ん坊が熱を出した、どうしましょうと母親からメールが入り、観るのを諦めた。 
私は2人の息子と6人の孫で散々鍛えられているので、ちょっとやそっとの熱位でビックリはしないが、25歳で初めての子の発熱なら、オタオタしても仕方がないか。私も最初はそうだったっけ。
嫁の夫である息子は、どうも私の自然療法をあまり快く思っていないらしい。今までいろんな人を癒し、婆ちゃんの肝硬変も治り、父親の盲腸も牛蒡汁で治り、母親の子宮筋腫も琵琶温灸と蒟蒻湿布で治り、隣の母さんの癌は琵琶の粉で治り、親戚のおばさんの鞭打ちも琵琶葉温灸でたったの一回で治り、自分の友達のアトピーも琵琶葉エキスを塗ったら治ったし、まだまだ数え上げればきりがないほどなのに、彼はちっともわかっていないらしく、「あそこまでいくと、行き過ぎだよね」みたいなことを嫁さんに言ってたと、孫が憤慨して私に教えてくれた。
彼は、肉あまり食うなだの、タバコ止めろだの白砂糖とるなだの色々小うるさい母親を懲りすぎとぬかしたそうな。
あ、そう、では勝手にすれば?と思ったのはつい、2,3日前のこと。
その息子から「相談に乗ってあげて」とSoS。へーえ、そうきたかい?「わかった。私は今、町にいるからあとで」とそっけなく返事をしたけど、いくら7人目の孫とはいえ、可愛い孫だもの、そんじゃまあ、帰るとするか。息子には、あいつめ、今まで母親がやってきたことちっともわかちょらん、と思うものの嫁と孫には罪はない。
そそくさと帰宅し連絡したら、熱は下がったと。本人も風邪気味だけど、たいしたことはないらしい。念のためにyっちに様子を見にいってもらうと、「大丈夫そう」だと。「油断はしないように。母親の温かいおっぱいが唯一の薬だから、温かいおっぱいを出すように努力するように」とメールをし、いっけん落着。
自然療法に出合ってから25年、経験を積むほどにその凄さに感嘆。しかし、医者や西洋医学を拒否しているわけではなく、時として、診断を仰ぎ。癒され感謝する事も多々ある。
しかし、自然療法を知って、病はある意味自分で癒すものという信念みたいな、確信が生まれ、その自然の持つ癒しの力にどれほど助けられた事か。
yっちが壮絶なアトピーと喘息と蕁麻疹で苦しんだ時、自然の力は温かく癒してくれた。3ヶ月のあの経験は、今の私の大きな力になっている。そして、yっちもまた、自分の経験を鍼灸師として患者さんにお手当てして手助けさせてもらっている。ま、家にいなかった息子は、そんなこんなの大変さを見ていないから、というか、心に入っていなかったんだなあ、自分の事で手一杯で。仕方ないか・・・。
ま、分かってもらえなくても仕方ないか。
そのうち、わってくれるだろう。ま、それでいいか。