おたふくとユキノシタと芋湿布

この夏、しかも夏休み、しかもお産あつかいのこのとき、3歳児がおたふく風邪になった。新生児は免疫があるのでうつらないし、小学生5人はもうやっているし、まず安心と思ったら、6歳児のほっぺたが見る間にはれてきた。
3歳の時やっているのに、またおたふくになった。やれやれと思う間もなく、36歳児(れっきとしたおとなですが)の右のほっぺたが異様に晴れてきた。
まさか・・・ね、でもどうみてもこれはおたふくではないか?
お医者様が「いやあ、大人のおたふくはめづらしいねえ」と笑ったそうな。
確か小学生の頃、おたふくになった・・・はず・・・。
一度かかっても免疫が切れて又かかる人もいるそうな。
というわけで、3人のおたふく誕生で、ただでも騒がしい我が家は、やれ芋シップだトーフパスタだと忙しい夏だった。
36歳児のいうことには、膨れ上がったほっぺたはかなり痛いそうだ。ものを噛むのがかなり辛いらしい。
6歳児は「痛いよう」とシクシク泣いていたけど、36歳児はかなり痛みに強い男なのに「痛い、痛い」と声に出していたそうな。そろそろ6日たつのに、笑っちゃうほど、ほっぺは膨らんでいる。
おたふくのとき、芋シップがかなり効果があると、3人のおたふくさんに試してわかったこと。
ジャガイモ1個をおろし金で摺って、同量の小麦粉と1割のおろししょうがをガーゼに包んで患部に貼るだけ。おたふくで痛みに耐えかねた時は、是非お試しあれ。それと、熱が出た時は、「雪ノ下」を摺って汁を飲むと、あら不思議あっという間に熱が下がる。こんな自然療法で我が家は、薬なしでいろんな病気を乗り越えてきた。
ちなみに雪ノ下という葉は、とっても生命力が強く、雪の下からでもでてくるので雪ノ下というらしい。
もう10数年も前、雪ノ下ってどんな葉?と友達に教えてもらい、株を分けてもらって喜んでいたら、実家の庭に大量に生えていた。なんとずっと前からあったというのでびっくり。知らないって、興味がないってこんなことなんだなあと思ったっけ。このユキノシタは秋にとって葉を冷凍しておくと、冬に熱を出しても重宝する。
うちでも何度もこのユキノシタに助けられている。
本当に、自然の持つ力は凄い!