誕生日

いやいや、今日のテレビには参った。
インタビューはすべてカット。演奏もカット。
ちょっと位演奏の音が流れるかと思ったら、それもカット。
ま、そんなもんかいな。孫のsはチラッと映っただけ。ま、そんなもんだ。

先日、孫のmの11歳の誕生日を我が家でやった。子供8人と大人7人、計15人。朝から色々下準備をして、子供が喜ぶ料理を結構な量作った。中でも人気なのは、うどんグラタン。野菜を炒めてうどんも炒め、上にとろけるチーズをかけて、オーブンで焼くだけの超簡単メニューなのに、ご馳走に見えて美味しくて、子供達には大人気。我が家のパーティーメニューには定番になっている。お試しあれ。
初孫のmが生まれたとき、私は丁度50歳だった。嬉しくて嬉しくて、そして、可愛くて可愛くてどうしようもないくらい可愛かった。11年の歳月は、彼女にとって過酷な日々もあり、婆として、そして代理母として、一緒に泣いたり笑ったりした11年だった。今、彼女は婆のもとから巣立ち、父親の家族と一緒に住んでいる。
寂しさよりも、何事もなく父親にバトンタッチできた事の安堵が大きい。
思えば私も11歳の時が人生の大転機だったっけ。私の苦労を知っている姉は、「まるであんたと同じ」と心配してくれたけど、私は心配はしない。色々あったけど、私の人生は結構面白い事だらけで、波乱万丈だったけれど、今、こんなに幸せだから、きっと、彼女も幸せになるに違いないと確信している。
こんなにも、愛されて育っているんだもの、ちょっと位の厳しい境遇も跳ね返せるはずだ。
少なくとも、母親代わりをしていた3年間、彼女の中にいっぱいの愛情を沁みこませたから、きっと、彼女はこれからどんな事があっても強く、逞しく成長していくだろうと思う。
私が11歳の時生まれた妹と今日会って、11歳になった孫と11歳だった私が重なった。