幸せ者

用事があってやってきた友人に誘われ、一緒にお昼を食べた。
彼女と会うのは4ヶ月振りかな。彼女と話すほどに、私の中で色々な気づきが現れ、きっと、私の中の何処かでわかってはいても、意識に上がってこなかった事が、彼女の導きで出てきたのだろう・・・。
その中で、ホメオパシー、レメディなど、ちょっと今迄半信半疑で無関心だったものが、俄かに興味に変わってきた。
夫について気になる事が、まさか私の父親との関係にまで掘り下げる事になろうとは。
でも、確かに心のどこかに引っかかっていた事だったので、彼女の指摘は的を得ていた。
インナーチャイルド、このこともいつかは避けて通れない気がしていたので、レメディの手助けを借りてみようかなあと、今迄は考えてもいない考えに今日はなったかな。
ま、私の中で、アッ、それはそう言う事だったのかというような、気づきが沢山引き出された幸せな日だった。
そして、づっと行きたくて、中々いけなかった本屋に彼女が連れて行ってくれ、「ホ、オポノポノ」を捜してくれたり越智啓子氏の本も見つけてくれたり、持つべきものは友達だなあ。そして、帰りの車の中で映画「おくりびと」の話になり、「納棺夫日記」読みたいなあと言ったら、「丁度、車の中につんでるよ」というわけで、私は今日読みたい本4冊を前に、さて、どの本から読もうかとワクワク。なんて幸せ!なこと。
そして、若い友達から「明日、仕事が休みになったので、陶板浴行きませんかァ」とのメール。中々とれない疲れと、味噌作りのとき無理した肩の凝りにてこずっていた私への、ベストタイミングな誘い。
そして、夕方、ラッキーママからの余市土産のびんびんのホッケとまだ動いている甘えび。
つくづく、良い友達がいてくれる幸せを感じた一日でした。おまけに、義妹が、お礼にとハーゲンダッツを持ってきてくれて、母親が頭痛でダウンして預かっていた3歳の孫を泊まらせる好条件になったアイスクリーム。お陰で、機嫌を直した彼女はおねえちゃん達と仲良くベットへ。やれやれ。

久々のyっちの寝込みで思い出した。最近、体が丈夫になった彼女だけれど、今迄、色々大変だったなあと。
一度寝込むと1ヶ月も起きれず、そのたび孫達の世話、大量の洗濯物との格闘、2軒の掃除、などなど数ヶ月毎にてんてこ舞いだったっけ。
もう、だめかなあと諦めかけた事も、1度や2度ではなかったなあ。よく、ここまで丈夫になってくれたなあと今は感謝感謝。
おまけに、孫が大きくなって結構戦力になってくれ、今日も妹達の世話、母親の看護、お茶碗ふきと大活躍で、私の負担はかなり軽くなった。
この子は、まだ9歳なのに、なんでもしてくれる。お味噌汁は勿論、ちょっとしたおかずも作ったり、食器の後始末からお掃除等など。
たまの日曜日、両親が寝坊をしている間に、妹達に味噌汁作って朝ごはん食べさせいたなんて言う事もあったりする
お勉強も言われなくてもする癖もつき、なんでも一生懸命。
運動神経も抜群だし、音感もいい。習い始めた三味線も、あっという間に覚えて、毎朝、学校へ行く前の20分わき目もふらず練習し、学校から帰るとまた、三味線を出して弾いている。11年かかって、やっと少しは音がでてきた私の前で、この子は凄いスピードで進んでいる。
楽しくてしょうがないという顔をして弾いているので、聴かされる家族も文句も言わずだまって聴いている。
今日も夜の練習していたら、3歳の子が「ハイ、は?」と言う。なんと、じょんがら弾く時、次のフレーズに進む合図の「ハイ」と言う声かけのことを指摘したのだ。「あ、そうそう忘れてた」とお姉ちゃん。おかしくて思わず笑ってしまったけど、3歳でもちゃんと耳がきいているんだなあとビックリしたなあ。
9歳児も多分、赤ん坊の時、毎日聞かせた私の子守唄や、三味線の音を自然に体の中に浸透させていたのかもしれないなあ。
4人の孫達と暮らしていると、子供の持つすさまじいまでのパワーを毎日の様に感じる。
色んな苦労があったけれど、こんなにも若く明るく優しいエネルギーを浴びながら暮らせる私の幸せをつくづくと感じている毎日。ああ、幸せ、しあわせ!