映画禅zen

映画の券を貰ったので、夫を誘って映画を観てきました。
道元禅師の映画なのですが、何を言いたいのかわかるけどわからん、というちょっと消化不良の感じでした。
昔、若かりし頃、禅寺の本山で修行の真似事をしたことがあるので、あの禅寺の座禅堂やお経や典座等懐かしい風景で思わず涙ぐみました。
もう少し掘り下げるか、わかりやすくするかして、道元禅師の人となりの魅力を見せて欲しかったなあ。
あの映画がアメリカに渡るそうだけれど、果たしてアメリカ人に理解できるのだろうか?とちと疑問ですなあ。日本人にさえ難しいのに。って私だけが理解が薄いのだろうか・・・・?
さっき、息子と話していて急に思い出した。
お坊様がよく言っていたことを。座禅をすると女性はお産が楽だと。このことを覚えておきなさいと。
そのせいかどうか、2人の子を出産する時は、超安産だったっけ。特に、次男は15分で産まれたっけ。
お腹が痛いと時間を計ったら、既に5分間隔で慌てて、シャワーを浴び病院に着いたら「頭がもう出てる」といわれ、分娩台に上がった途端うまれてしまったっけ。座禅をしたからでもないだろうけれど、何故かさっき、40年も前の記憶が頭に浮かびました。
映画って撮る人達は、色々勉強し、苦労を重ねて作品にするのだろうけど、道元禅師のような悟りを開いた方の一生を映画にするのは、至難の業だろうなあ。沢山の禅僧がエキストラで出ていたけれど、あんまり穏やかないい顔の人がいなかったなあ。顔つきだけで人は判断できないのは重々分かっているけどさ。

久しぶりの夫とのデートなので、いっぱい飲もうかと言う事になり、とある居酒屋へ。そこは大道り公園が見える2階。早いせいか、土曜日だからなのか、そこの居酒屋がはやらないせいか、客は我々だけ。他に客がいないというのもなんだかなあ。
おつまみに頼んだ、ゴボウチップはテンコ盛で油焼けして美味しくなくて、悪かったけどほとんど残してしまった。
なんだか居心地が悪く、折角街まで出てきたのに、ここかよみたいになって、夫も同じ気持ちだったらしく早々と退散。地下鉄で自宅近くの店でまた一杯。ここはま、程ほどかな。家族にお土産を買って帰宅。
そうそう、お昼に映画館の近くで食べた油そばなるもの、初めて食べたけど、あれは結構いけたなあ。
食べるほどにいや、なかなかいいんでないかい、うん、おいしい!要するに茹でたラーメンに汁をかけずに、少量のたれをかけたもので、焼きそばの焼かないバージョンみたいな、あれはもう一度食べてみたいなあ。ちょっと気にいったなあ。

今日から4泊5日でホームステイにやってきたのは、台湾人の学生。日本語が上手なので会話がスムースでとっても楽。
早速、孫達は彼のひざに抱っこさって、いつもの事ながら、なんて早いのかと感心してしまう。
環境なのか生まれつきなのか、あっという間に心を許す彼女等に、異国の彼等もまたリラックスするらしく、子供の存在の大きさを感じます。
さあ、明日からしばらく賑やかになります。