宅急便

先日、同じ日に広島県島根県の友人から宅急便が届きました。
因島という小さな瀬戸内海の島に住む友人は、自分の家でとれたみかんとレモンを、島根の友人はあの有名な仁多米や、トマト、大根、手作り味噌、手作り石鹸、等など。まるで玉手箱のように、色々出て来てなんとも楽しいプレゼントでした。
米も野菜も自分ちの畑でとれたそうで、ああそうか、内地ではこんな冬でも野菜がとれるんだなあとなんだか新鮮な感じでした。
島根、広島、福井、北海道となんの縁なのか青春時代の2年間ひとつ家で一緒に過ごした仲間達と今は物々交換で繋がっています。
60歳になったら、京都で会おうと約束したものの、なかなか機会がなく未だに実現しません。
福井の友人とは、10数年前に旅行で永平寺に行った時、永平寺で待ち合わせをして再会しました。てっきり幸せに暮らしていると思っていたのに、彼女は難病でご主人を亡くしたばかりで、苦労した話を聞いて一緒に永平寺の庫裏で泣きました。
広島の友人とはもう一生会う事もないと思っていたのに、彼女が札幌に旅行で来た時会い、そのあとで思いがけず旅行で彼女の住む島に立ち寄ってまた再会しました。
長い間、どんな所に住んでいるのだろうと思っていたので、あの風向明媚なみかんの咲く瀬戸内の島で育った彼女が近づいた感じがしました。
もう一人、島根の友人にだけは卒業以来まだ一度も会っていないので、今年あたり行って驚かして見ようかなあと思っています。出雲大社には絶対行きたいと長年思っているのです。
考えてみると、日本のあちこちに友人がいます。青森、山梨、静岡、岡山、大阪、福岡、新潟など。山梨の友人は桃農家なので、桃の花咲く頃においでよと何度もお誘いを受けていますが、なかなかチャンスがありません。友達や知り合いを訪ね歩く旅なんていうのも楽しいかも。
しばらく旅をしていないなあ。ツアーの旅行は結構多いけど。
ツアーはあれはあれで、安く色々な所を見れるという点ではいいけれど、こちらの自主性がひとつも出せないお任せ旅で、ちょっと物足りないかな。
でも、行けるだけ幸せ!幸い夫も何処かに行きたい人なので、4月からの2人の暮らしには、旅が
もっと出来るようになるかも。