1月はあっという間に過ぎました。お正月に、法事に、冬休みなど等に加えて、ViとAn、中国人のSya3人のゲストを迎えた我が家は、かなりの賑やかさでした。
初めての雪にAnはなにを見ても何をしても感動し、子供達と一緒になって雪の中を転げまわって喜んでいました。
マニラでの結婚式で初めて会って、今回は2度目のAnなのに我が家に入って来た時から、もう家族の一員になってしまったのは、彼女の持つ天性のあの明るさと人柄なのでしょう。言うまでも無く孫達ともあっという間に打ち解けました。
藻岩山、大倉山、スケートに温泉体験、開拓の村、スープカレーに最後は私の関わっているろうけん施設でタガログ語で歌まで唄ってもらい短い雪国を楽しんでもらえました。
すっかり札幌が気にいった彼女は、ここで暮らしたいなあと何度も言っていました。
「今度来たらお母さん、お料理教えてね」というAnは言葉があまり通じなくてもまるで娘のようでした。学研肌の堅物のViにはぴったりのお嫁さんです。
中国人のSyaはもう足掛け2年も日本にいるので、日本語がぺらぺらです。
最初、家に入ってきた時の印象とはかなり違って、なかなか頑張りやさんで性格も明るいいい子です。中国の一人っ子政策の悲劇や、暮らしぶりなどいろんなことを教えてくれました。日本でもかなり生活が厳しく、苦学しているらしいので「今の状態はずっとは続かないんだから、頑張れ」と言った私に「ウーン、多分づっと続くかも…・・」今がいっぱいいっぱいで先が見えない生活をしている彼女がいとおしく、応援してあげたくなりました。
せめて、日本にもあなたを思っている人がいるよと感じてもらえたらいいなあ。
インド、フィリピン、中国、日本この4カ国11人が同じ空間で食べて話して笑って過ごしたひと時は、なんだかほんわかといい時間でした。
いつも思うけれど、この外国の人々との触れ合いに我が家の6人(今は4人)の孫達の存在の大きさを感じます。このこ達がいるから、より一層仲良しになれるのかもしれません。今迄来た20人のほぼ全員が、子供大好きという人達ばかりだったなあ。Syaは、8歳のsと特に仲良くなったらしく、sを中国に連れてきてと私にいいました。色んな国に行ってみたい私だけど、中国に孫と行くというのは…・ちょっと…かな。
そうそう、わたしの本を読んで下さった方々へ、ViとAnはインドのご両親のもとでインド流の小さな結婚式を挙げてもらったそうです。めでたし、めでたし。