自費出版出しました。(なぜか、フィリピン)

本と呼ぶには大げさすぎるような、でもまあ、本かなあ。今年の初めにフィリッピンに行ったときの旅日記です。還暦祝いを兄弟会からいただいたので、何か記念になるものにしたかったのです。
やっと出来上がってみれば、誤字脱字がいっぱいで人様によんでいただくにしてはちょっとお粗末かなあと思いつつ、でももう後戻りは出来ないのでぼちぼち読んで頂いています。
本当は無料にと思ったのですが、アジアの子供達に私に出来る事と考えた時、書く事でお役にたてないだろうかとずっと、考えていたので、おこがましくも400円という料金を設定しました。もし、買っていただいたら、全額子供達の為に使わせていただきたいと考えております。
読んで下さる方、協力してくださる方、何分宜しくお願いいたします。
あの子達に会ってしまった私の、これは大きなお役目のような気がしています。

今日も味噌を作りました。夕べのうちに大豆を煮、昼用の煮物や秋刀魚のマリネを作り、作りながら何も考えていない自分に気がつきました。ただ一心にまな板のニンジンを切り、タマネギをスライスしと、ただただ3時間も一心不乱に台所に立っていました。でも、これが私は大好きなのだと改めて思い至りました。明日、どんな方がいらっしゃるのか、どんな出会いがまっているのか、そして、その方たちに美味しい物を食べていただこうと、それだけを思って作る事の幸せ、そう、私にとっては幸せなひと時なのです。
出会う方が、「あー、おいしかった。幸せ!」なんていってくれたら、もうそれだけで幸せな気持ちになります。
食べて下さる方がいて、私も作る幸せをいただいているとつくづくと思っています。そして、何も言わずにただモクモクと食べる夫もまた、いてくれるからこそ、私も生きると、「なんでおいしの一言がいえない?」という疑問符はそっちにおいてこれが食べてくれる夫もいなかったら、作る幸せもないよなあという事の前に疑問符は吹っ飛びます。
さあ、今夜も私の作った晩御飯を食べに、家族7人が帰ってきます。