もう何人の方の癌に出会ったことでしょう。
その中の一人、2年ほど前からご縁のあった方が、亡くなりました。
私と同じ年で家も近く、夫の友人の奥様でした。
ある時期、がーっと押し寄せてきて、そのあとぱったりだったので、内心私なりに祈っていました。
あっちこっちと色々なよいと思うものに手を出すことは、癌という病を抱えたものにしか解らない不安との闘いでしょうから、ある程度仕方が無いことかもしれません。
しかし、その中でもひとつ事を信じて進むことがとても重要なことかもしれないなあと今まで関わった方々から学びました。
その方も色々なものに手を出し、その中のひとつにわたしの学んでいる自然療法があっただけで、何度か、うーん、ちょっと違うかなあと思ったこともありましたがそれは彼女の選択だし、あなた、それは違うでしょうと言うことは出来ないなあ、私はあくまで種まきをするだけで、飼料や水遣りは本人がすべきことだと思っていました。
今、彼女は天に召されていきましたが、長い間、どんなにか苦しく不安だったことでしょう。
とても残念ですが仕方が無いことです。人は必ず死を迎えるのですから、そのときまで精一杯生かさせてもらおうと彼女の死で思ったことです。