三味線

習っていない曲を3曲も25日に弾くことになってサーっカーも見ず2時間テープを聴きながら練習した。
人数うめという言葉に気軽に引き受けたのに、昨日の練習で先生が「アー、恥ずかしい。そんな三味線、もう話にもならない」などとえらく機嫌が悪く、正直私は戸惑ってしまった。
2時間の練習はちっとも効果なく、そのことにも私はちょっと気持ちが落ち込んでしまった。
お金払って習っているのになんでそんなに怒られなくちゃならないんだ?と夫はいつもいいますが、昨日は仲間の一人が私の耳元に夫と同じ事を囁きました。
あーと深いため息の我々を後に先生はFMアップルの生出演のため、ニコニコして「じゃあね」と帰っていきました。
練習しようと誰かが言って自主練習
私が習ってもいず、初めての曲を弾くということに同情してくれる仲間たち、でも本番はそんなこと関係ないということもみんな分かっている。
夫に朝、全く弾けなかったというと、あんなに練習したのにね、まだ足りないんだねといつに無く優しくいったので、ちょっと嬉しかったけど、いやいや、今日から又頑張ろう。
明日は真駒内霊園で大仏さんの落成会とかで、沢山の人の前でじょんがらを演奏するらしい。でも先生がメインで何度も弾いているじょんがらなのでちょっと安心。
ラジオから流れる先生の三味線は、いつもより荒かった。
あんなに怒ったすぐあとだものと私は思った。
でもやっぱり、あの三味線は本当にすごい!
怒っても仕方ないなあ。
畑を作っているとき、あまりの草だらけにボー然としている私を尻目に夫が黙々と働き、あーあと言いながら草取りをした。そして一日がかりできれいになった畑。やればきれいになる畑。私は畑仕事で色々学んだ。
なんでもそうなのだと思うので、三味線だってやれば出来る、私はまだやり方が足りないのだと本当は分かっている私。