テレビ生出演

学生時代に風変わりなクラブ紹介で、桂古金冶ショウに出て東京のスタジオで座禅をした事がありました。あれ以来のテレビで、へー、こんなふうに番組は作られていくのかと興味深深でした。
詳細は一切しらされていなかったので、家族にも3回もでるなんて教えていなかったので、夫は、ビデオをさっさと切ってしまったそうです。
というわけで、一番いい所を家族の誰もがみていなかったそうです。
ま、いいけど。けっこう面白かった。
その後の稽古は、あまりにもテレビ用の演奏がへただったので先生からカツが入って、『やれば出来るんでしょう」といわれてしまいました。
3時から9時まで緊張してどっと疲れて、昨日はぐったりしていました。
夫はなんで金払って習っているのに、叱られ、怒られなければならないんだ?俺には分からん、といいます。夫はお稽古事を一切したことがないので、無理からぬ見解でしょう。
上達を目標にするからには、時として、厳しく叱咤激励してもらわなければ、決して上達はしません。この年で、年若い先生に怒られて、緊張と情けなさでガチガチになるなんて、考えてみればなんて素敵な経験かしらと私は思っているので、これって楽しいー!
5月に津軽じょんがら全国大会があって、今、それに向けて猛練習していますが、私は出ないので、どこか真剣身に欠けて後ろのほうで先生から見えないところに陣取って適当に弾いていますが、これって上達しない人の典型かも。
焼尻からお稽古にきている中学生のお稽古を久しぶりにみましたが、彼はしょっちゅうお稽古つけてもらえないので、それはそれは真剣で、先生の指導も厳しい中にも愛情たっぷりで二人の間に素敵なオーラがでていました。彼は今年は優勝するような気がします。
うちのグループから毎年、日本一がでているので、私も自分では弾けないのに耳だけは肥えてきました。楽器がひけるというのは、うまいへたに関係なしに、本当に心を豊かにしてくれます。