2回目にじ色こども食堂

22日、新聞効果もあったのか、大賑わいのこども食堂でした。
ボランティアも次々とやってきて、狭い食堂は人で溢れました。
今回は私は元締め婆さんのように椅子に座って全体を見る係りに徹しました。
直前に知床鶏4キロと豚肉が届いて、急きょメニュー変更。
流石母さんたち、頂いた香辛料を鶏にまぶしてタンドリーチキンの出来上がり。
豚肉は豚汁とお好み焼きに、冬至だったのでカボチャダンゴも作り、豚汁に入れたのは手作り黒豆豆腐でした。
クリスマスケーキも前日の私の呼びかけに直ぐに答えて下さった方が届けて下さいました。
素晴らしいケーキで子供たちが大喜びでした。
高校生の孫が帰宅したので、急きょ三味線ライブも始まり、初めて生三味線を身近で聴いた大人も子供も大喜びでした。
三味線ライブ付きのこども食堂なんて、なんて素敵なんでしょう!

食後、高校生の孫が子供たちを外に連れ出して外遊びが始まり、子供たちの歓声が響いていました。
幸い隣近所には迷惑かけない空き地なので、子供たちも本当に大喜びでした。
3人姉妹のお姉ちゃんの孫は、こどもの扱いが上手で、安心して彼女に任せられました。
中学2年生の孫もエプロンつけてお手伝い。
他の高校生と中学生と3人のお姉ちゃんたちは、其々の分野で大活躍。
学校に行けない2人も飾り付けやお絵かき等の得意分野を発揮できて生き生きしていました。

福島から9月に避難してきたばかりの親子さん、知り合いもなく寂しい食卓だそうで、とても喜んでいました。
そして、やはり福島の避難者の親子さん、3年間も引きこもりで鬱だったとか。
やっと「みちのく会」に繋がったとかで、「息子さんにとてもお世話になっています」と挨拶されてびっくり。
息子がこの親子を心配して、時々ご飯に誘ってくれるそう。
「ようこそあったかい道」はお休みしているけど、「みちのく会」はこんな方達の後押しもしているんだね。
ボランティアで来ていたこどもを外で遊ばせようっていう会をやっている方に「繋がってあげてね。お友達になってあげてね」とお願いしたら、早速メール交換していたから、これから楽しく過ごせるといいなあ。

こんな風に少しずつ必要な方に届けばいいなあ。

寄付して下さった方々、食料を届けて下さった方々、お手伝いをして下さる方々、心を寄せて応援して下さる方々、大勢の優しさで「虹いろこども食堂」2回目無事終了できました!