にじ色こども食堂

明日の開店に向けて最終会議。
何か不足のものはないか、考えられる事は考えてみたから、あとはやってみるしかない。
やってみないと、次には進めない。

かって、この狭い蓬ほうで避難者のための「ようこそあったかい道」の為の炊き出し200人分をたった3人の母ちゃんで会議して始めた事を考えたら、やってやれない事はないって思う。

あの時もあったかい道を立ち上げた息子に「母さんを料理隊長に命ずる」って言われてあら、そうなの?って始めたっけ。
全く親不幸ばかりの息子だったけど、人様の為に本気で動く姿に感動すらした自分。
あの体験は、普通のおばさんでもやればできるって学んだ。

だから、今回こども食堂を立ち上げた時、何の戸惑いもなくやってみなければわからん、まず、動こうってやりたい!って言った仲間を励ました。

「蓬ほう」始めた時も「その年で今更なにするだ?」って言われながらも何かに突き動かされた。
それは、このままでは死ねないって思ったから。
後悔したくない!
これからの残りの人生は楽しく生きようって決めたから。
今私がしようとしているのは、楽しく生きたいから。
色々、大変だよー。
そりゃそうさ、何かをするには大変なことも勿論一緒だもの。
それも、いっしょくたにして楽しめばいいと思っている。
沢山のあったかい思いが集まって、明日いよいよ北海道初の「こども食堂」がオープンする。
気が引き締まる思い!
気を引き締めながら、それも含めて楽しもう!