親冥利

長男は6年生の娘との親子旅で、最初の訪問国がタイのチエンマイ。
次男はモノココというリサイクルショップのあるチエンマイに仕事で行って、まさかの兄弟が同じ日にチエンマイ入り。
揃って山岳民族の村の子供達を収容する施設に行ったみたい。
この施設は、もともと私が関わっていた施設で、次男がチエンマイに店を持ったのを機に、出入りし支援を始めた。
タイ語が堪能な彼は、すぐさま寮母さんや、子供たちと打ち解けて、今では頼りにされているみたいだ。
個人でも支援しながら、会社あげて支援している。
今回も自転車をプレゼントに持って行ったみたいで、長男と次男が満面の笑みで子供たちと遊んでいる写真がフェースブックにアップされてきた。
孫娘も写っている。
これを見て、私は何て幸せ者だろうと思った。
ああ、繋がった。
私の後に息子たちが繋がった!
そして、恐らく孫たちも繋げてくれるだろうと思うと、ニンマリしてしまう。
なんか、嬉しい!
しかし、現実は厳しく、日本人の支援で賄われているこの施設、優秀な子供が進学をあきらめたり、救いたい命も資金が足りなくて救えない現実がある。
もともと日本女性が私財を投じて作った施設だけど、志半ばで亡くなってしまった。
私が支援を始めてから10年位たつ。
年金暮らしでも支援できる年会費5千円で会員になれる。
今、かなり苦しい経済状態なので、どうかご支援よろしくお願いいたします。