かしまし娘

冬休みに入り、道東の街から2人の孫がやって来て、6人の孫娘が勢揃いした。
いやいや、しゃべる、唄う、笑うと大騒ぎな我が家。
3人娘はかしましいのに、3人対3人、計6人の女の子は一体何がそんなにおかしいのか?と思うほど、何かに盛り上がって大きな声でしゃべり笑い悲鳴をあげている。
今日は3姉妹が、笑いの神に取り付かれたのか、笑って笑って、一人はついにオシッコちびったーーと又大笑い、最初はつられて爺さんも婆さんも笑っていたけど、あまりのうるささに「もうやめー」と。
3年、5年、6年生にもなると、結構戦力になり、朝から、一人はトイレの神様を信じ、ピカピカに磨き上げてくれた。トイレ掃除が大好きだといって、嬉々としてやってくれた。重曹を使って、隅々まで。
普段、きれいにしているつもりだったけど、3年生のこのこは、爪楊枝で壁の間を磨いたり、隙間までくまなくきれいにしてくれた。
5年生は台所の手伝いと、床のワックスがけ、6年生は洗濯機の後ろに入り込んで普段できないところを磨き、洗面所のタイルの壁もピカピカにしてくれた。本当にお大助かり。
数年前までは、全て一人で大掃除もし、買い物にも行き、おせち料理も作っていたけど、もう、そんな体力もなくなってきたので、多少うるさいけど、お手伝いしてくれるので、孫の成長は頼もしい。
6年生が「今年一番ビックリしたことはね、爺ちゃんの向かいでご飯を食べてたら、爺ちゃんがごはんの途中なのに、小皿に歯を置いたのさ。
爺ちゃん何するんだ?ってそれはそれは、びっくりしたさ。だって、爺ちゃんの歯、入れ歯って知らなかったし、ご飯の途中だし、小皿に入れ歯だよ、いやあ、あれは驚いた」そうそうあの時、孫は口をあんぐり開けて言葉を失っていた。
その話を聞いた2人は、これまた大笑い。「いやあ、爺ちゃんって可愛いねえ」何?可愛い?5年生は爺ちゃんの何もかもが可愛いと。
信じられないーー。3年生は、気が付けば、爺ちゃんの傍によってはくっついたり、抱っこさったり。5歳児は、部屋にはいるなり爺ちゃんのほっぺにチュウをして、肩車、なんだか6人の女の子は、みんな爺ちゃん大好きで大好きで、爺ちゃんは、まるでハーレム状態。それなのに、1時間もたつと、「ああ、頭が痛い。俺は逃げる」だと。
そうなのさ、男はそうなのさ。
先日、義兄が2人の孫が東京からやってきて、2日いただけで疲れて2階に逃げた、と。「いやあ、お前の気持ちが初めてわかったぞ」「そうだべ、俺なんて7人だぞ。疲れるぞ」と老兄弟の会話。
はいはい、爺さんは疲れるのね。幸せも案外疲れるものじゃね。
さあ、明日は大晦日、今年もお世話になりました。そして、私の拙いブログを読んで下さってありがとう。
来年もまた、よろしく!
よいお年をお迎え下さい。